さてさて今年も残すところあとわずかです
本当に1年って早いったらありゃしません
この時期の税理士の仕事といえば年末調整
少し税金が戻ってくるのでウキウキしちゃいますね
ちょうどメッセージにもご質問をいただいていたので、さらりとご説明で~すっ
まずそもそもなんで税金が戻ってくるかというと、毎月差し引かれていた税金って実はざっくりした金額なんです
というのも下にいろいろ書いてある『○○控除』というのを加味してないんです
それを年末でちゃんと計算して12月のお給料で調整しましょうというカラクリです
で、ちゃんと計算するために必要になるのが
『扶養控除等申告書』と『保険料控除申告書』
皆さんも会社の経理から配られたかと思いますが、これを書けば書くほど税金を減らすことができるんですよ~
扶養控除等申告書
養っている配偶者や扶養者がいればいるほど税金を減らすことができます
ちなみにパートとかしていても年収が103万円以下であれば
eriさんからのご質問にもありましたが、12月31日時点で判定しますので、赤ちゃんが12月31日までに産まれていればです
(eriさん、ご出産がんばってくださいねっ)
保険料控除申告書
①生命保険料控除
生命保険料を払っていれば税金計算から控除できます
おそらく11月頃保険会社から通知(ハガキ)が来てると思うので、それを添付して下さい
②地震保険料控除
今までは、損害保険料を払っていれば税金計算から控除できましたが、今年からそのうち地震に関する保険料しかダメになりました・・・
でも経過措置として、長期損害保険料に関してはまだ控除できます
こちらも詳細は保険会社からの通知に載ってま~す
③社会保険料控除
1年間支払った健康保険料や年金に関しても同じです
全く当てはまるものがない人でも、みんなに基礎控除というのがあるので、多少税金は戻ってくると思います
あと、医療費控除というのもありますが、これは年末調整では税金戻ってきませんのでご注意を
医療費控除に関してはこちらをどうぞ~
http://ameblo.jp/manchanblog/entry-10053363688.html#cbox
http://ameblo.jp/manchanblog/entry-10053363688.html#cbox
ちなみに、今年から定率減税というのが廃止されたので、例年より戻りは少ないかもしれません・・・
でもでもせっかく税金が戻ってくるチャンスなので、いろいろ書き忘れのないようにご注意くださ~い