このページに目を止めて頂きありがとうございます。
いつもは娘の事や子育てへの葛藤などを綴っています。
しかし、今日は2年前に起こった出来事
そしてそれを教訓に人生を歩もうと決めたことを
書かせて頂きたいと思います
2年前のこどもの日
私のいとこが亡くなりました
とても天気が良くて
空の青さが美しい日
お昼前の出来事でした
明るくて屈託ない笑顔で冗談ばかり言って
いじられキャラで楽しい子でした
でも仕事は丁寧で
慕ってる人や職場の先輩上司に可愛がられていました
人づきあいがいい子で
そしてお酒が大好きな子でした
いとこは少しづつ様子が変わっていったようでした
今思えばお酒の飲み過ぎで体調を崩していたのです
自分でもわかっていたようで
隠し続けていました
そんな状態でも仕事は一度たりとも
休んだり遅刻することはありませんでした
しかし、亡くなる少し前に信頼していた方に
泣きながら相談していたようです
「俺、しんどいです。
でも、このまま病院行ったら2度と戻ってこれないかも…」
その方は病院受診を促し
「落ち着いたら行きます」
と話をしたそうです
しかし、病院に行くことはなく
また自分で言っていたことは的中してしまいました
親しくしていた女性が訪ねている時に
お酒を飲んでいて倒れてしまい
救急搬送されました
実家は遠く、また親や姉弟関係が薄いこともあり
叔父と叔父の子供が駆け付け病院の対応しました
従弟は病院では意識がありましたが
その後意識が無くなり意識が戻ることはなく
1か月の闘病の末
30代半ばという若さで亡くなりました
今でもその時のことは忘れられません
でも、人知れずたくさんの悩みを抱えていたこと
もっともっとあの子の事を知って
もっと本質的なところを見れたら良かったのにと思います
家族の縁が薄いのに
連絡を取るのは家族がお金が困った時だということを
あとから聞きました
もしかしたら笑顔の裏で苦しんでいたのかもしれません
お酒を飲み過ぎるあの子に問題があったのですが
その裏で起こっていたことも
目を向けるだけの力が欲しいと思いました
あの子が残した事から
学ばせてもらうきっかけをもらいました
私の人生の中で
人の気持ちに寄り添うことを心掛け
生き辛さを抱える方が話を出来る場所を作ったり
モヤモヤした胸の内を聴けるような
人間になりたい
そう思っています
最後まで読んで頂きありがとうございました
皆様が笑顔で過ごせる時間がたくさんありますように