いい月だ

ひとり散歩にしてみました。

いろんな思いがある。

一年前の今日、私より10才も年下の従兄弟を看取った。

その子の両親は亡くなる二日前に、呼吸器が着いて透析を回して意識がない状態を分かりながら、遠く離れた家へ帰って行った。

入院していた病院から1番近かった私がなんとか間に合ったが、面会のときには血圧30台だった。

親族が急いでくれたけど、間に合わなかった。

1番可愛がっていた叔父や、私よりも連絡を取っていた従兄弟じゃなくて、私が見送ってしまった。

1年経った今でも、本当に良かったのか分かりません。

ただ、傍に誰かがいたことだけは良かったと思っています。

あの日の天気はすごく良くて、青空がキレイで…。

夕方にお迎え(葬儀の)が来るまでは、病院地下の安置所で従兄弟のみんなと一緒に過ごした。

日が暮れて、外に出たときはうっすら暗くて

 

出ていた月を少しぼーっと眺めた。

まだ明るい空に顔を出していた月はキレイでせつなかった。

今日の月はあの時より何倍も綺麗だけど、やはりせつなく感じてしまうのは…見る者の心情と言えるのでしょうね。

 

今日の日を思い、あの子の全職場や近所の方が集まってくれた。

 

親族一同も、決して忘れることなくみんなで連絡を取り、手を合わせた。

 

肝心の両親からは連絡がないが、それでもあの子を想うものがたくさんいる。

 

結婚もしていなかったため、大きな子供みたいな存在だった。

 

いたずら好きの悪ガキのまま逝ってしまいました。

 

最近、子供の事や仕事の事でいろいろ考えます。

 

人の生死にかかわると、特に深く考えます。

 

ただ、悔いのないように、前を向いて進むことだけは続けたいと思います。

 

私にとってこどもの日は とても特別な意味を持つ大切な日です。

 

すいません、今日はちょっといつもとテイストが違いますが・・・

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。