起立性調節障害の疑いがある娘ちゃんは、朝の体調がすぐれないことが多いです。
しかし、春休みはまずまずの体調です![]()
血圧の低い状態で無理に起こすことなく、自然に起きるまで待つからであろうと思います。
また、食後や運動後などちょっとしたことで血液循環が変わってしまうのか、頭痛や気分不良が起こるためすぐ横になれる環境に安心感もあるのだと思います。
他人から見るとだらけていると思われたり、気合いがたりないと言われてしまう肩身の狭さはあるかもしれません。
実際私の職場の人に「血圧が80台前後だなんて普通だと思うよ」って言ってくる人がいるくらいですから。
(ていうか、普通って何
?あんたを基準にするなよ!と思いましたが)
自分の子供はそんなことないからと前置きされ「身体が弱いと大変だね」といわれました。
(全然そんなことないけど
)
普段の血圧が100台くらいなのですが、変動があって辛さを感じることすら甘えていると思うのでしょう。
決してうちの子は身体が弱いわけではなく、友達も多い為誘われて外に遊びにも行きます。しんどくなったら無理せず休んでるみたいですけど、それもなんとなく分かってお友達は遊んでくれます。(お友達に恵まれてることはとても有り難いし感謝です。)
子供の身体にかかる負担は想像よりもはるかに大きいのかもしれないませんよね。
それを理解して支えてくれる人もいればけなす人もいるものです。
こんな状態なので春休みに入る前、私の父(娘のおじいちゃん)が遠く離れた実家から会いに来てくれました。
大好きな孫が心配だからと、突然やってきました![]()
朝起きれないのは根性が足りないからだというような考えの人です![]()
体調に関してどんなに説明しても、理解してくれませんでした![]()
数日間を一緒に過ごし娘の状態を見ましたが、根性論は変わりませんでした![]()
しかし、娘は大好きなおじいちゃんが来てるからと泣きながら起きていました。
イライラしながらも、いつもよりは気持ちを抑えしんどいながらも頑張った娘ちゃん・・・![]()
私は無理をさせず休ませることが多かったのですが、起きて学校に行こうと努力をしてくれました。もちろん今までも学校に行きたい気持ちはあったのですが、辛そうな娘を見て私が笑顔で送り出すことができていなかったのかもしれません。
おじいちゃんは、泣いてる娘ちゃんを見てもニコニコ
しながら頑張れと繰り返し励ましていたことが原動力になったのかもしれません(とにかく何をしてもカワイイらしいので
)
私は子供の気持ちに寄り添っていたつもりでしたが・・・父から愛情表現の違った形を学んだ気がします。
それに考えると、仕事に向かわなければいけない私の焦り
なども態度に出て、待つことの余裕もなかったかもしれませんよね。娘も不安になっていたのかもしれません。
子供はちゃんとわかりますから。
愛情が何なのかというのは、常に考えていかなければなりませんね。
大切な人を想い行動できること
誰かのために頑張ること
お互いが”大丈夫”と思えること
愛情の形は様々です。
器が違えば受け止め方も違ってくるし、器に納めたものの見え方や味わいも変わるものです。
ただ、愛情が思いやりに繋がることをこの数日で素直に、また改めて感じました。
それから、父は私の事も心配してくれました。
「お前が倒れないか心配になったんだ。何かあればいつでも力を貸すからな。」
そう言ってくれました。
私が小さい頃、父に対して正直あまりいい印象はなかったんです。
父は出稼ぎに出ていたため、嫁いだ母が苦労(嫁いびりも激しかったな
)をしていた姿を見ていたし、お酒が大好きな人ですから結構だらしない
とこも見てきていたので(苦笑)
(もちろんお酒に関しては継続中ですが)
まいったな・・・年を取ってからの方がイケてる父親になってました。
父の懐の深さと偉大さを感じます。
有難いものですね。
さあ、これからまた少しずつ前を向いて歩けそうだ![]()