ここでは幸せいっぱいの事を書いていこうと決めていたが、人生辛いこともあるものです。

心が壊れないように普通を装うのは大変なものですね。

私は弱い人間なので、少しガス抜きをしようと思います。

 

今月始めにいとこが亡くなりました。30代前半という若さでした。

お酒によって体を蝕まれたようです。

独身で親・兄弟が近くにいないため、親族で交代でお見舞いに行き、最期を看取りました。

 

明るくて、悩みがなさそうな子だった。lineでも電話でもふざけてばかりで、まともな話をしたことなっかたのに...抱えきれないほどの悩みを抱えていた。

親しい方々には、笑いながらその悩みを話してたらしいが、内心苦しかったんだと思う。

体調が相当悪かったのだろう。心を許していた方に毎日相談し、病院へ行ったらもう戻れないかも...と話したらしく病院受診はしてなかったみたいで。

気付いてやれなかった。

たまにしか連絡を取らなかったことに後悔する日々。

 

未だに病院にお見舞いに行く夢を見る。なのにあの子に会えない。

 

ふと、お葬式での光景を思い出し涙が止まらなくなる。

あの子が人との繋がりを大切にしたくさんの方に大事にされていたこと、あの子の普段の性格を理解し付き合ってくださった方々がいること、あの子のまじめな仕事ぶりを評価してくれたこと、あの子のために泣いてくれた方々がいること、すべてがあの子の頑張りを物語っていて切なくなる。

この気持ちは、時間が経たないと整理がつかないんだろう。

 

あの子はアルコール依存症の定義にはあてはまらないけど、飲酒によって命を落としたことに変わりはない。アルコールはうまく付き合わないと毒にも薬にもなる。

毒になるなら、いっそ断ち切らないといけない。

今までもアルコールで人生を狂わされた人をたくさん見てきた。

 

辛いときには助けを求め、時に専門的な人・機関に相談をし、自助グループなども大いに活用したらいいと思っています。家族が症状を悪化させる場合もあるし、本当に自分を救ってくれる人を見極めて救いを求めたらいいと思います。

それから、亡くなった人に対しての思いには、グリーフケア(喪失と立ち直りの思いとの間に揺れる状態を援助すること)を活用することも大事なんだと築かされています。

 

世の中で苦しんでいる立場の方が、少しでも明るい明日へ歩めるような世界でありますように。

自分の心の声に耳を傾け、本来の自分に戻れる人がたくさんになりますように....