子どもに覚えておいてほしい絵本・童話のことば。

子どもに覚えておいてほしい絵本・童話のことば。

幼いころに読み聞かせられた絵本や童話って、大人になっても何かのきっかけでふと思い出すことがあります。
そして、そのことばが大きな道しるべになることがあるのです。

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ピンちゃん ポンちゃん だ~いすき!
わたせ せいぞう
講談社
売り上げランキング: 71319



みなさん、わたせせいぞうって知ってますか?


名前は知らなくてもきっとどこかでわたせせいぞうさんの絵はみているはずだと思います。


マンチャンの青春時代は、まさにバブル真っ盛り、デザイナーズブランドが飛ぶように売れていたころです。


そんな中、ハートカクテルというマンガが一世を風靡しました。


おしゃれなシチュエーションの大人のラブストーリーとして、今でも根強いファンが多い作品です。


そのわたせせいぞうさんの絵本が、今回ご紹介する、



「ピンちゃんポンちゃん だーいすき!」


です。



なんじゃこのタイトルは!?


と思うかもしれませんが、幼児向けの雑誌、「たのしい幼稚園」で連載


されている、ちょっと不思議な姉弟のお話です。


なんといっても、登場キャラクタのタッチは、まさにハートカクテルや、彩などの独特の世界観を感じさせます。




良質な絵本は、子どもに良質な刺激を与えるはずです。




実はかなり前からわたせせいぞうさんは絵本を出されています。


ぜひ一度、わたせせいぞうワールドを子どもと一緒に感じてみてください。


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おとうさんはウルトラマン/みやにし たつや
¥1,229
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昨年亡くなった忌野清志郎のうたに「パパのうた」というのがあります。


”昼間のパパは光ってる~♪ 昼間のパパは男だぜ~”ってやつです。


あのうたを聴くと必ずといって思い出すのが、


【おとうさんはウルトラマン】


です。


いつも3分間戦って、去っていくウルトラマン。


その去って行った先はどこなのか・・。


それは、やさしい奥さんと息子の待つ家庭だった・・。


そして、息子の前では子煩悩なお父さん。



子どもは昼間のおとうさんを知りません。


だからおとうさんが会社でどんな大変な思いで、


家族のために頑張っているかなんて夢にも思っていないでしょう。



もしかしたら、この本を読んで、一番こころに残るのは、子どもではなくて、


そこのソファで横になっている疲れきったおとうさんかもしれませんね。



ことばというよりも、息子の描いた似顔絵を見たウルトラマンおとうさんの姿が


もしかしたら大人になっても忘れられないかもしれません。


息子さんを、家族を守るやさしくて強い男にしたいなら。


ぜひ読んであげてください。





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