思うことはいろいろとあるが、親がいたから今の私があるわけで、心から感謝もしているので、私は両親を見捨てることは決してしないつもりだ。

私や妹に対しては、父はなかなか言うことを聞こうとはしないし、自分はできると思い込んでいて最近は特に勝手なことをすることが多くなり、あちこちでトラブルを巻き起こすので、とても手を焼いているというのが実際のところである。妄想の世界で生きているというか、言動が支離滅裂すぎて困っている。

いろいろと調べてみると、強く否定しすぎてはいけない等と書かれているので、塩梅を見ながらの対応となっているが、無いものをあることにはできないので、説明したり納得してもらったりするのに時間がすごくかかるのである。例えば、勝手に出かけようとするのを引き留めるだけでも、それに長時間を費やすため疲れてしまう。

母は、自分では何もできなくなっていて、言葉も出なくなっているが、いつもニコニコとしていて、ホワイト系?の認知症であるのでまだ何とかなっているが、例えば室内スリッパのまま勝手に外に出てしまい、そうなると2度と家には入ることができない。そのため、家族の誰かができるだけ間隔を開けずに毎日何度か実家に行き、母が外に出ていないか確かめなくてはならない。また、父が倒れたまま動けなくなっていないか、妄想の会合のため勝手に外出していないか等の確認をしなくてはならない。

父は、外部の人間への拒否感も強く、世話になることを好まないのも困ったことである。ホームヘルパーの来室も拒むし、母がデイサービスで出かけることに関しても快く思っておらず、時々意味不明なことを言って我々を困らせている。当然、施設に入所することも強く激しく拒否している。月に1度訪れるケアマネージャーとも直接話そうとはせず、失礼な態度に終始している。家族として、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

父は、同性である私から世話されることを激しく拒み、妹の世話は簡単なことならかろうじて受け入れている。それでも私には、片付けや整備作業、病院への運転手などの務めるべきことが山ほどあるので、実家に行かないわけにはいかない。しかし、両親の核心的な世話については、妹や妻に任せるしかない。

妻は、結局は他人だと思われているようで、その微妙な距離感がうまくいっているのかもしれないが、最近は妻も父に振り回されてお疲れ気味で、体調も優れないようだ。先日は、妻しかいない時間に、突然、既にやめたはずの会合がこれからあるからと、妻の制止を何度も振り切って出かけようとしたが、たまたま財布が見つからずに出かけずに済んだということがあった。財布が無いこともしょっちゅうだが、自分が悪いのに家族のせいにすることがあって、それも心傷つく出来事である。家族が自分は盗っていないと強く否定すると、誰かが入ってきて盗まれたとかどこかで落とした等と言い張って、警察に電話しようとして、制止するのに疲れる。

昨日は、父が私に対して突然心無い言葉を言い、私もどっと疲れて心が傷ついた。その内容については、忘れてしまわないように紙に書いて記録してあるので、いつか機会があれば書こうと思う。私の仕事についてのことだ。

私には、直近の記憶力が無くなってしまうという脳の異常と思われる症状があるのだから、むしろ忘れてしまったほうがいいのではないかと思う方もいるかもしれない。しかし、人は具体的な事実は思い出せなくても不愉快だった感情だけは忘れないので、なぜ自分は傷ついたり怒ったりしたのかという理由を忘れてしまうことが問題なのだ。調べてみると、不快だった記憶だけが残ると精神衛生的・健康的によくないそうで、そのことによって体調が著しく悪化するというケースも、実際に多いらしい。どうして怒ったり悲しかったり辛かったりしたのかという記憶を記録にしておくことが、大切であるらしい。

今の父を見ていると、まさにそのことがよくわかる。具体的な出来事は記憶できなくても、なぜか負の感情は忘れないのである。

既に老々介護の域に入ってきている気がする。私は自らの急激な老いと病による劣化に直面しながら、両親の老いに日々向き合っている。

 

雄二さんと未由子さんからいただいた、青唐辛子。タイムリーで嬉しかった。一つ赤唐辛子?が混ざっているのがご愛嬌ということで。

青唐辛子は、私の大好物である。青唐辛子醤油と青唐辛子味噌を作ることにした。心がメランコリックになっているときには、辛いものを食べてシャッキっとしたいものである。

 

これは、ワイナリーの会場で帰る前に買ったパン。今日が賞味期限だったので、夕ごパンにした。フランスパンがベースのピザパンだったが、今の私はフランスパンをうまく噛み切ることができないので、食べるのに少々苦労した。オーガニックのイベントだったため、成分表示にも余計な添加物などなく、安心して食べることができた。

もう一つは、オニオン味のラスクで、こちらも固かったが、簡単に細かく割れたので快適に食べることができた。賞味期限も数日残っているので、毎日楽しみながらいただくことにしよう。

 

帰り道にいつものスーパーで購入した惣菜。これらと、さっきのパンが、今夜の夕ご飯だ。

 

こんなカレー弁当も売っていたので、つい買ってしまった。賞味期限は2月なので、そんなに長持ちするというわけでもない。

バターチキンもキーマも好きなので、食べるのが楽しみではある。パッケージ的には、お店の味を目指しているという商品なのだろうか。レトルトカレーとはまた趣の違う、変わった商品だと感じた。電子レンジが必ず必要なお弁当、というカテゴリかな。

 

この「写真はイメージです。」という言葉には、いつも戸惑ってしまう。

 

カレーラックに収納の余裕がないため、平積みでラックの上に置いてあるレトルトたち。このビーフカレーは、99円だったので、思わず購入してしまった。どんなカレーなのか、ある意味興味がある。私は日頃から、安かろう悪かろう、の商品では安売りしている価値がないと考えているからだ。最近は、安いが内容量が少なくなっているとか、いつの間にか小さくなっているとか、そういったいわゆる「ステルス商品」というものが増えているので、こういった安売りのレトルトカレーについても安いけど中身がないという商品なのかどうかを確かめてみたいのである。

そういった難しい理由も確かにあるが、日頃の食事や保存食として、単純に安く買えることはありがたいという気持ちもある。

 

これは、先日買った箱無しの無印良品のレトルトカレーである。賞味期限はまだまだ先なので、とりあえずはラックには入れずに、災害時の保存用とするつもりだ。こちらも結局はステルス商品だったのだが、化学的な添加物や着色料保存料などを一切使っていないというところには価値を感じている。