体調が良くならない。
夜になると、37度代の発熱。咳が出る。喉痛、頭痛、胸痛の繰り返し。
しかも、今日は寒かった。服装の選び方も間違えた。今日行った職場で私が控えることになっている倉庫みたいな部屋は、暖房もなくて寒過ぎた。震えていた。風邪が治らずに悪化した理由のひとつかもしれない。
今夜は、マリカル・セッションに行って久しぶりにのびのびと演奏をしたかったが、訪問を断念した。
私が仕事から帰宅したら、妻が2時間休みをもらったとのことで、早退して帰宅して寝ていた。妻も発熱しているという。38度代後半だとのことで、かなりの高熱ではないか。近くのかかりつけ病院がやっている時間だし、すぐに行ったほうがいいのではないかという私の提案は、理由不明のまま即時却下された。
我々夫婦の接点はもともと多くはないし、私が体調を崩してからは特に極力距離を置くように努め、介護などの事情で行動を共にする場合にはマスクを着用するなどの配慮をしていたが、やはり同じ屋根の下にいれば感染もするのだろう。
私は、今でも手洗いうがいは欠かさないし、手指のアルコール消毒も続けている。マスクもいつも首から下げてすぐにできるようにしてあるし、人の多い場所や交通機関の中などでは特に、機会を見てマスクをしている方だと思う。それでも風邪をひいた。そして、おそらく妻にうつしてしまった。申し訳ないことだ。
夫婦共に用心深い方だとは思うのだが、なかなか思うようにはいかないものだ。
私は今、仕事に追い詰められていて、木曜日と金曜日にはそれぞれに大きな仕事のイベントが控えており、責任重大であるため気持ちは明るくない。こんな時に体調が悪くなるとは、誠に不運である。
そういえば、最近は「不運」というセリフを使う場面が増えた。この不運の連鎖を断ち切るためには、何をどうしたらいいのか、その方法を考えることすら難しくなってきた。自然体で行こうとか、ナチュラリストになろうとか、運命を受け入れようとか、そういう言葉を受け入れることができたのも、そのことにより運気が良くなっていると感じられたからだ。
この数年間は、なすがまま運命に身を任せていたら、ズブズブと沼に引き込まれるかのように運勢が沈下している。いよいよ私も、沈下してチーンか…アホなダジャレを言っている場合ではない。私は、何とかこのドロ沼から脱出しなければならないのだ。
楽しいことや嬉しいことで沼にハマることは嫌ではないし、むしろそうできたらそれこそ幸せだと感じるだろう。今は、ハマりたくない不運の沼に足を突っ込んでしまったので、もがけはもがくほど沼に引き摺り込まれていくという、最悪の事態に陥っているのだ。
先日買っておいた、モビショーの雑誌でもパラパラと見ながら、気を紛らすとしよう。そんなヒマがあるなら仕事をせんか〜い!と叱咤される声が頭の中から聞こえてきたような気もしたが、まあ、気のせいであろう。JMS2025に行きたいなあ。期間はいつまでだったかなあ、何とか行けないかなあ…などとぶつぶつ言っている場合でなかったことに改めて気がついて、再び気持ちがダウンしてきている私が
