※昨夜の帰宅が遅かったため、土曜日の朝に文を仕上げて投稿しています。

コロナ禍後は毎年お伺いしている、クラシックギターとソプラノボーカルのご夫婦デュオの演奏を聴きに、佐原まで行ってきました。私が日頃からとてもお世話になっている、コンドー楽器のKさんのお誘いによるものです。

毎年お伺いしていた西千葉の演奏会が今度の日曜日の13時からとのことで、成田弦祭りと被っていたため参加をお断りしたら、金曜日に佐原でもライブをやるので来てほしいとのお誘いを改めて受けました。

遠かったし、時間もタイトなのでどうしようかなと迷いましたが、Kさんからは日頃から大変お世話になっていることもあって、参加させていただくことにしました。

 

何でこの画像がトップなのでしょう。サムネ画像を見た方が、違う記事だと勘違いしそうです。

スマホで調べて、ピンポイントでこの電車に乗らないと間に合わないという時間で動きました。電車内には学校帰りの高校生の姿が多くて、かなり混んでいました。私は先頭車両に久しぶりに乗り、窓外の景色を見ることとなりました。本数が少ない電車での遠方への移動は、すごく気を使います。

実は、行きの電車は、途中で10分位信号停止をしました。成田を過ぎると、そういうこともあるんでしょうね。まさか単線になっちゃうのかな。アナウンスによると、上りの快速電車が遅れているため、すれ違ってから?発車するとのこと。大声で喋っているおばさんたちがうるさくて、よく聞き取れませんでした。いろいろと不運です。

現地到着は、電車がその後ぶっ飛ばして走っていたおかげで笑、5分遅れで済みました。その後、スマホの「マップ」に住所を入力して調べようとしたら、なぜか表示されません。Kさんに慌てて連絡したら、グーグルマップならすぐに出てくると返信がありましたが、私は使ったことがありませんでした。慌ててアプリを入手して、住所を入力したら場所が出てきたのですが、そこまですごく時間がかかってしまいました。

しかも、私は使ったことがないアプリのためよくわからずに操作したら、グーグルマップのナビ機能が案内するのは、車の通り道のようでした。徒歩モードへの変更の仕方がわからず、かなり大回りをして現地に向かうことになりました。到着予想時刻は2分後、とか書いていあるのに、遠回りで15分近くかかりました。車だときっと2分後到着だったのでしょうね。

もうすっかりと遅刻です。そんな時に、Kさんから川沿いの店、と連絡があったので助かりました。実は、私は昔に佐原には何度も行ったことがあります。仕事では無数に訪問し、その下見という名目でプライベートでも複数回訪問しています。線路沿いに歩いた後に踏切を越え、川(実は運河)に出たら、そこを右折して伊能忠敬記念館方面に歩いて行けばいいだけだったのです。なぜか、どうしても思い出せませんでした。

思考の整理ができないため、グーグルナビを頼りに、車で通る大回りの道を、暗闇の中とぼとぼと歩いて向かいました。これは時間のロスでしたね。駅で途方に暮れて立ち尽くしていた10分間も含めて、演奏会には遅刻して到着となり、大変申し訳ないことをしてしまいました。

 

夜の佐原です。運河沿いを歩いていたら、ギター演奏と歌の声が聞こえて来たので、場所はすぐに分かりました。

右側の、明かりの灯った建物です。雰囲気の良さそうな古民家でした。この道も、何度も通ったことがありました。思い出すのが遅すぎます。着いたからとグーグルナビを終了して、スマホの画面を見たら、私がいつも使っているヤフーナビのアイコンが目に入りました。マップじゃなくて、このヤフーナビなら検索できたんじゃないかということに遅ればせながら気が付いて、何で思いつかなかったのかと悲しくなりました。

駅前で途方に暮れていたときに、Kさんからグーグルナビで検索すればすぐに分かる、と何度かメールがあって、頭の中がそうなっちゃったんですね。ヤフーナビなら、使い慣れているので徒歩モードへの切り替え方法もすぐにわかります。何度も使っています。それでも迷っちゃうこともあるんですから、私の脳細胞は困ったものですが、少なくとも今回の佐原の小旅行的音楽鑑賞においては、ヤフーナビを使えばもっと簡単に、そして遅れずに目的地に行けたはずなのです。

 


演奏はとてもよかったです。偶然ですが、今週はガットギターの演奏を2度聴く機会に恵まれました。今回は、コンドー楽器のKさんのPAがよかったこともあって、とてもいい音で鳴っていました。古民家風のお土産物店?の中だったので、不思議な景色でした。商売で販売されている物品もそのまま置いてあり、驚きました。畳の上でデュオの演奏会がされている風景を是非とも撮影して皆様にご紹介したかったのですが、演者がプロでもあり、もちろん家主からの店内撮影のご了解も得ていませんので、今回は控えます。そもそも撮影すらしていませんが、とにかく単なる部屋の中で演奏会という企画は、タイニーデスクミュージックの一種であるのではないかと感じました。

ライブ演奏は19時過ぎに終了し、この後は懇親会とのことでした。観客の皆さんもKさんも、この後は佐原にご宿泊とのことで、すごいなあと思いました。私は、帰りの電車の時間を気にしながらの参加となりました。懇親会の前に、Kさんが機材を撤収していたのですが、私は自主的にお手伝いをさせていただきました。知り合いが他にいなかったので、Kさんの近くをうろうろとしていたので自然とそうなったという側面もありますが笑。PAスピーカーを外したり、ケーブルを巻いたりする作業はとても大変だし、重い荷物をなかなか運べなくてお困りの様子も見られたので、私は率先して作業をしました。機材についてはある程度のノウハウもあるので、お役に立てたのかなと感じます。

私自身も最近は機材の積み下ろしや運搬が体力的に厳しくて、特に分量が多い場合は藪野さんにサポートをお願いしているわけですが、かなり長いお付き合いとなっているコンドー楽器のKさんも既に70歳代半ばとなり、ちょっとした機材の運搬も厳しくなっていることは、見ていてよくわかりました。私も他人事ではなく、77歳まで音楽活動を続けるという人生の目標を掲げている以上は、機材の運搬問題は避けて通れないことです。Kさんと比べれば私なんぞはまだまだ若造ですから、今後もできることはお手伝いをしていくつもりです。最近、ご年配の知人の皆様をお手伝いする場面が続いているので、暗示的なことだと感じています。
 

懇親会においては、Kさん以外は知り合いが誰もいないという完全アウェイ状態でしたので、席をKさんの隣にさせていただきました。その結果、たまたまですがKさんと様々なお話をさせていただき、とてもよかったです。Kさんからは、ご自身のこれまでの経歴やご経験を数多く聞くことができ、とても有意義な時間となりました。もう何十年もの間、何度も彼と飲み会をご一緒しましたが、仕事の飲み会でお会いしても、ここまで長時間たっぷりKさんと会話することはできませんでしたから、今回は勧められるがままでしたが懇親会にも参加してよかったです。あ、ちなみに、他の人とは何も話しませんでした笑。

飲み物の画像ですが、私は「樽杯トマト」?なるサワーをいただきました。今朝トマトジュースを飲めなかったので、いわゆる焼酎のトマトジュース割なのかなと考えて、注文してみました。2杯も飲んでしまいましたが、美味しかったです。今度ウチでも、作ってみようと思います。

 

とんかつがウリのお店だったようですが、これで4人前でした。目の前の方がカツを一つ取ってから思い付いてこの画像を撮影したので、出された直後の状態ではないことをご了承ください。もちろん他の宴会料理も複数出ましたから、お腹はそれなりに満たされました。刺身とか、まあまあ美味しかったです。

たった一切れでしたが、私がとんかつを食べたのはすごく久しぶりのことです。カニクリームコロッケも同様です。揚げものを極力避けるようになって、長くなりました。これからは、たまには少量をいただこうと思います。

 

今回はCDの販売もしていたので、購入をさせていただきました。最近、ライブでCDを売っていると買うことが増えました。少しでもお役に立てればと、ついつい考えてしまう私です。もちろん、録音盤を聴くことも普通に楽しみです。

懇親会のときの一人一人の挨拶の中で、自分は録音された音源ではなくて生の演奏を聴くのが信条なので、このCDも買わなかったとわざわざ言っていた方がいて驚きました。不思議な考え方です。私は、そのどちらも聴きたい人で、どちらがいいとか考えたことはありません。この件については、またいつか書く機会があれば、うんちくたれ憎になって解説します。

 

上り16分発の千葉行きに乗れなかったら、もう帰ることができません。その後の43分発は、成田行きなのです。ちょうどお手頃帰宅タイムの21時代が無いなんて、とても不思議です。

約30分前に駅に着くことができたので、よかったです。帰り道で迷ったら大変なので、慎重に道を選んで歩きました。懇親会のお店から駅まで、徒歩で10分かからなかったです。ヤフーナビ様のおかげです。

電車に乗ったら、目の前に座った外国人ぽい若者の咳がひどくて、マスクの付け方があまりよろしくないので、悪いなあと思ったけれども席を移動しました。しばらく我慢して近くにいたので、うつされていなければいいのですが。不運です。

何と、帰りの電車でも、信号停止がありました。すれ違う下りの快速電車に遅れが生じているためという理由でしたが、都賀駅でのモノレール乗り換え時間が4分しかないので、困ったなあと焦り始めました。再び動き出し、車掌のアナウンスは「4分遅れで進んでおります」とのこと!ひょえ~です。そのままの到着だったら乗り換えられないじゃないか。不運すぎます。

実際は、2分遅れで都賀駅到着。乗り換え時間は2分となりました。これを逃すと、20分以上待って最終モノレールに乗らなくてはなりませんので、とにかくダッシュで走る走る!心臓が悪い私には厳しい条件でした。

はあはあ言いながらモノレール駅の階段を上っていたら、運転手さんが発車せずに待っていてくれました。ありがたいことです。不運続きの私でですが、こういったちょっとした配慮がありがたいことだと感じました。

その後帰宅してからも、疲労感が半端ありませんでした。帰りの電車の中で、この記事を大分書き上げてはいましたが、昨夜はもう寝落ちしてしまい、今朝(土曜の朝)に追加の記載と読み直しをして、やっとこうして記事を投稿することができました。