10月26日(日)に行われるミューズ・ファン・アソシエイツのイベントが近づいてきたので、毎回ドラムで参加しているSPAのリハに行ってきました。
今回は、リーダーが誰かベースを紹介してほしいとのことでしたから、何と!あの玉木さんにお願いをしてしまいました。快くお引受けいただけたのでよかったのですが、私なんかのドラムで申し訳ない気持ちです。
私が練習会場に到着したら、ご高齢であるリーダーが、苦労をしながらドラムセットを組んてくださっている最中で、胸がどきっとしました。申し訳なくて「私が続きをやりますので、お任せください」と言ってバトンタッチをしました。私は、このリハの後に外せない用事があったので、自分自身のドラムセットを持参するのを控えさせていただき、リーダーからお借りすることにしていました。とても助かりましたが、私の到着がセッティングを開始する時間に間に合わなかったことが悔やまれます。
実家から昼過ぎには戻り、スーパーで買った総菜弁当を急いて食べて、譜面を持ってダッシュで出発したのですが、道路も非常に混んでいて13時の集合時間から数分遅れてしまいました。
すごくコンパクトなセットなのですが、なかなかいい音がします。いつも感心していました。このセットも、ミューズ・ファン・アソシエイツの思い出のひとつです。バスドラムがスネアやハイハットの14インチよりも小さいなんて、常識を覆すようなドラムセットです。リーダーによると、ものすごく久しぶりに外に出したとのことでしたので、チューニング等も含めて、私の方でいろいろと調整もさせていただきました。このドラムを見ただけでも、これまでの長年にわたる活動の思い出が蘇り、感謝の気持ちが沸き上がってきます。
SPAの管楽器の皆様の演奏は、ピアノが無いにも関わらず和音感もあってとてもよく、アレンジが工夫されていると感じました。以前の演奏は、恐らく移調のミスもあったのか和音の響きが明らかにおかしいと感じることもありましたが、今回演奏する曲に関しては見事にその杞憂は払しょくされており、聴いて心地のよい演奏になりそうな予感がしています。ここに、玉木さんのベースが加わるのかと思うと、とてもわくわくしてきます。
私自身のドラム演奏は、今回のリハにおいても不調でした。ある1曲で、テンポ感の混乱をきたしてしまいました。事前にネットで検索した音源を聞いて曲のイメージをつかんでいたのですが、その印象が強くなりすぎて、違うアレンジの演奏についていけなかったのです。でも、ちゃんと修正をしたので、大丈夫です。全く違う曲だと思い込むことにしました。
また改めて告知もしますが、26日(日)の昼が本番ですので、このSPAの演奏を聴いてから、夜にはクリッパーで「まんぼうクインテット」の演奏も聴く、という流れも面白いかもしれません。
26日は、たまたま演奏の機会が重なってしまい、このイベントのスタッフとして終日のお手伝いができないということが申し訳なくて、心苦しいです。リーダーから役割分担表をいただいたのですが、前回同様に私の名前も各所にしっかりと入っていました。そういえば前回は、朝の荷下ろしから、帰りはご自宅での機材収納まで、私も全力で協力をさせていただきました。しかし今回は申し訳ないことに、演奏を終えたらすぐに会場を出なくてはなりません。
せめて、朝の機材搬入とステージセッティングでは、出来る限りのお手伝いをさせていただくつもりです。
リハは順調に進みましたが、私が3時にはリハの会場を出なくてはならなかったので、最後の通し練習はできませんでした。出る前に、リーダーが片付けのときに少しでも楽ができるようにと、このドラムセットをできるだけバラシておきましたが、それも中途半端のまま途中で出なくてはならなくなり、片付けが不完全で申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。ご高齢のリーダーがリハ後に苦労してこのセットを片付けている姿を想像すると、いたたまれない気持ちになりました。