今回の10月1日からの様々な値上げは、メンタル的に強いダメージがあります。これまでの値上げとは比べ物にならない位、衝撃が強いです。その他諸々あって、何だかすごく心が弱くなっています。

インフレの仕組みそのままに、偉い人たちは物価も上がり収入も上がるというような世の中にしたいと考えているようですが、これって、収入が上がらないことが確定している立場の人達が見捨てられる社会になってしまうということですね。

蓄えが多少なりともある人は、それを切り崩さなくては生きていけなくなるわけですから、富裕層や政治家は、決して口には出さないけれども、収入が少なくなった者は、自分の貯蓄を吐き出して消費しろと言いたいのでしょう。個人の現金貯金額が多いことが問題になっている我が国ですが、それを投資させようとしたり、消費させようとしたりと、偉い人たちも大変ですねえ。何だかんだと、金を使うように仕向けたいのだろうなと考えてしまいます。

誰かは都合よく儲けていて、誰かは搾取されています。優しい人、思いやりのある人ほど、騙されて失う人になります。卑怯な勝ち組と優しい負け組の差が現れる世の中、それがこれからの日本です。私は明らかに、搾取される側です。

私は今現在とても貧しいのですが、いわゆる貧困ではなく、不測の事態による生活苦だということは認識しています。退年延長で住宅ローンの一括返済ができず、人生のプランが狂ったのです。給料も激減、管理職手当もカットなので、これまでの生活が成り立たないのです。役職定年で給料が3割減ですが、額面的には半額になりました。いや、それ以下かもしれません。

それでも、趣味の音楽と車に使うお金は、できるだけこれまでと同等に確保したいと願っています。私の人生、その位しか楽しみがないのです。でも、結局は無理なんでしょうね。

他のことについては、これまでもできるだけ節約してきました。これからも服は買わないし、嗜好品も買いません。旅行もしないし、高価な入場料のレジャー施設には遊びにもいきません。そこまでしてでも、趣味や仲間は大切にしていきたいと考えていて、昔からずっと同じ生き方です。しかし、今の状況のままでは、音楽活動に使える資金は専用口座にプールしているお金の底がついたら、そこで終わりです。

私は、音楽活動費を別会計にしています。役職定年になる前の3月までは、毎月の管理職手当分を、自由に使えるお金と勝手に決めていて、その自分の口座に入金されるようにしていました。

しかし今は、生活のお金やローン、その他月々の定額支払いも多いので、4月からは趣味の口座に全く入金をしていません。それなのに、生活費全般的に毎月が赤字なのです。

物品の値上げだけではなくて、この10月1日からは、様々なことが良くない方向に変化して、苦しくなってくるのではないかという、超感覚的な、マイナス思考のプレッシャーがあります。

簡単に今の心境を言うと、すごく気が重くて「憂鬱」です。だから、動きも重いです。軽度か重度かは不明ですが、おそらくこの半年間の私は、「うつ」あるいは「適応障害」です。老人うつとか闘病うつとか、世間ではいろいろと言われていますが、私にとっては、簡単に説明できる状況ではありません。自分でもよくわからないので。

私の場合は、それを周囲の人に感じさせないようにしてしまうところが、今後更にうつの重症化に向かう要因になるのではないかと考えています。来年の4月以降に、何か大きな更にマイナスの変化があるような予感がしますが、ライブやイベントの予定があるという状況が続く場合には、多少は持ち堪えられるかもしれません。

私のミュージシャン・ネームの元となった「ドクトルまんぼう航海記」をはじめとした「ドクトルまんぼう…」シリーズの著者である作家「北杜夫」氏は、原稿が締め切りに間に合わなくなると「躁うつ病のため面会謝絶」と自宅に張り紙をして姿をくらましたとも言われていますが(真偽の程は不明)、私も、いろいろな人との関わりを全て遮断して、いっそのこと引き籠もってしまいたいと思うこともあります。

しかし、私が心を許す多くの皆様が、いろいろと声をかけてくださるので、何とか社会生活に留まっていられるという感覚です。今後、私が音楽シーンから消えてしまったら、その後は長年沈んだままで浮かんでこないということになるでしょうから、やめるわけにはいきません。音楽活動を通して私と関わってくださる皆様に、とても感謝しています。

 

さて、私は懲りずに塩バターパンを買い続けています。それがマーガリンパンであることは昔から知っていて、それでも美味しければいいので買っています。バターパンという名称にしたいから、あえてほんの少しだけバターを入れている業者がほとんどなので、配合比率は全くわかりません。メーカーも、あえて書かないのでしょう。書いたとしたら、1%位なんじゃないですか。もっと少ないかも?(注:根拠の無い推測です)

日本そばの表示に、そばと小麦の比率を書かないのと同じですね。国産大豆使用、と書いてあった場合、たった1粒だけが国産でも嘘じゃないということと同じですね。

この画像は、テレビCMでもやっている有名塩バターロールパンに、最近(と言ってもかなり前ですが)書かれるようになった表示ですが、「マーガリン入り」というようなあからさまな書き方にはがっかりします。同じ商品の、原材料表示もご覧ください。

 

マーガリン、と書かれた後の括弧書きの中に、バターが書かれています。この書き方の場合は、人工的にマーガリンという偽バターを作る際に、本物のバターもちょっとは入れていますからね、というニュアンスに感じます。マーガリンはバターではないのに、極少量バターを混ぜ込むことで、それは偽物になります。バターパンというフェイク名をつけることができるようになるのです。

それでも、この商品はかろうじてバターの風味がします。さすが大手メーカーですね。どんな「香料」を使っているのでしょうか。先日別の店で買った手作り風?塩バターパンは、これマーガリンだけじゃん!とすぐにわかるような味でした。そのことがわかってしまうことを予見して言い訳みたいなシールが貼ってあり、かえって怒りが増幅しました。

マーガリンは体に悪いので食べるべきではないというネット記事も読んだことがありますが、私はそういったことをすぐに信じることはありませんが、その記事の中で研究者が言っていた言葉「マーガリンをバターの代用品と考えてはいけません。天然、人工の違いも含め、成分なども根本的に違っていて、完全なる別物と考えるべきです。」は、もっともだなと思って納得しています。

砂糖とステビアは違うんですよ、というようなことと同じなのかはわかりませんが、世の中こんなことが増えすぎていて、悲しくなります。

化学製品の食品は増え続けていて、壮大な人体実験が日々行われていることと同じなのですね。我々日本人がこれまでに体内に入れたことのなかった成分が、ここ数十年で大量に摂取されるようになったわけですから、全く何もない方がおかしいのではないでしょうか。この実験結果は、我々の子孫の世代になって初めて分かるのでしょう。

 値上げラッシュに腹を立てていたはずなのに、書いている内容がずれてしまいました。いつものことです笑

最近は特に、いろんな出来事に怒りながら生きている私です。ニュースを視聴しても、仕事でも、日々の生活でも、常に何かに怒りや憤りを感じています。こんな生き方では心が荒み、幸せにはなれないですね。でも、もう今後はそれでもいいんです。

せめて趣味の音楽活動では、心穏やかに生きたいものです。それなのにお金がどんどんと無くなってきてしまって…悲しいです。やっと、くるっと回りまわって話が元に戻りました。日常生活ではしっかりと皆様との平和な日々の構築?に努めますので、ご安心ください。