今日は、午後からの出張に行くことをすっかりと忘れていました。昨日はそのことを意識して資料も作り、翌日は出張であることを意識していたはずなのに、なんで当日になると忘れちゃうんだろう。これはまさに、軽度認知障害の症状のひとつです。

突然連絡も無しに出張を休むと、その後にいろいろと面倒な処理があります。私は、もちろん管理職にも謝罪をしました。

ただ、私としては、別の意味でとても悲しい気持ちになりました。職場のボードや連絡プリントには私が出張であることも書いてなかったし、管理職はじめ、誰ひとりとして出張に行くはずの私が職場に残っているということに気が付かず、出張先の担当者から来ていないという連絡を受けるまで放置されていたわけです。

うっかりも含めて、これまでの私には同様の失敗経験がほとんどありません。周囲の人の声掛けで出張であることに気が付いて、危うく欠席にならずに済んだ、という経験はあります。

私が管理職のときは、今の私のような立場の人間も含めて全ての職員の出張や休暇などの情報を網羅し、気にかけ、声をかけていました。今回そうしてもらえなかったのは、私が管理職のトップまで努めていたから、多くの人に気を使わせて(距離を置かれて)しまうからだという気がします。
比較的時間の余裕がある仕事に就くことはできましたが、大きなやりがいというものはありません。給料安くてやりがいもないけれど、時間の余裕ができたのと、管理職手当はもらえてステータスもあるものの精神的苦痛も多く時間も多く取られてしまうのと、どちらがいいのでしょうね。

 

知人が、お出かけ先で撮影してくれた風景です。今度実物を拝見してみたいのですが、この後ずっと残っているのかな。