今日は、ビッグバンドのリハでドラムを叩いたのですが、最近の私の課題は、その運搬です。

本番のドラム演奏が10月に2度あるのですが、そこでも私が自分でドラムセットを持ち込まなくてはなりません。それが苦痛と感じることもありますが、少しプラスの発想で考え方を変えてみることにしました。

 

今回は、コンパクトセットを持参することにしましたが、まず、ケースに入れずに運ぶことにしました。できるだけすぐにセッティングできるように、ブームスタンドなどの組めるところは組んでおきました。シンバルとスネアは、ケースに入れないと安定して運べませんので、例外的にケースを使いました。椅子は、今回は一般的な折りたたみの丸椅子にしてみました。

 

早めに到着して機材を下ろしていたら、雨が降ってきました。私はつくづく雨男なのであります。この裏口が開くまで、外でドラムをできるだけ組んでしまうことにしました。雨を避けながら、このドアが開くまで外で作業をしていたら、何か別のイベント?のために来ている親子連れがたくさん通行して行き、何だか胡散臭そうに私を一瞥していきました。

ある子供が「この人何やってんの?」「音楽会があるの?」と母に訊いていましたが、その母は「何でもいいの」とだけ答えて我が子を無視していました。ま、そんなもんですよね笑。

 

こちらは、リハの後に運び出したドラムセットです。外に出してから分解しました。疲れました。でも、自分のペースでゆっくりと片付けることはできました。自分で組み立てたセットを撮影する余裕はなく、撮影すること自体も忘れてしまいました。

 

とりあえず、車に積むとこんな感じでした。余裕があるようにも見えますが、今回はケースに入れずにパーツをそのまま運搬しているので、機材が暴れると車内が傷だらけになってしまうので、できるだけ安定するように置くとこうなってしまいます。

 

横から見たら、シートがかなり斜めになっています。フラットにはならないので、収納物の配置にはかなり苦労します。シートの隙間には、特に暴れてほしくない機材を収納しました。安定しない丸いケースのモノとか譜面台、スティックケースなどです。

実際の演奏がどうであったのかについては、自分ではよくわかりませんが、今回はスタジオまんぼうで予めセッティングしておいて、音のチェックなどを事前に行うことができたので、キックペダルがずれてバスドラムがうまく叩けないとか、演奏中にセッティングのトラブルで演奏が乱れるということはなく、全体的に落ち着いた演奏ができたような気がします。

自分自身のドラムセットを使うというメリットを存分に発揮すれば、運搬の苦労も薄れるといういうものです。いつもは、本番用にはもう一回り大きいセットを持参するのですが、今回は2回ともこの超コンパクトセットを使うことにしようかな。とりあえずは、スタジオまんぼうbaseにこのセットを常時セットしておいて、基礎練習や楽器の調整を続けるつもりです。ドラムが2つもセットしてあるスタジオなんて、珍しいでしょうね。

この超コンパクト・ドラムセットは常にケースに入れて保管していたので、本番の時にだけそれを持ち込んで特殊なセッティングをして、あれ~うまくいかないな~というようなことをこれまで繰り返していたのだなということを自覚しました。