今回も竹内さんがセッティングしてくれたライブ出演機会で、カシオピュアとして本番演奏ができる貴重な時間でした。例によって、私自身のパフォーマンスには大きな不満が残りますが、オープニングの出演バンドとして何とかやり遂げることができて、ホッとしています。

私自身の反省点としては、今回もいろいろとあります。テーマを「メモリー(思い出)」にせず、あえて「レビュー」にしましたので、最初に様々な観点から自己反省をします。こうやって反省点が多いからこそ、次の演奏への意欲が高まるということもありますので、次の機会に向けて精進していくつもりです。

まず、いつものように事前のリサーチ不足により、ドラムのセッティングに関する詰めの甘さがありました。タムタムは3つあることは、前回の出演の記憶によって覚えていましたが、私が追加で持参したタムがスインギーのドラムセットの第1タムよりも大きくて、チューニングもうまくいかずに何だか演奏がおかしなことになってしまいました。

更に、前回に演奏したときよりもドラムがかなり壁に近いところにセットされていて、向きの問題もあって左手が壁にぶつかってしまい、思うような演奏ができませんでした。ドラムの位置をもう少しだけでも中央に出したかったのですが、他に演者もいなかったし、きっと端に寄せてあったのだなと思うと無理も言えませんので、今回は諦めました。そういった事情もあって、今回は前のように譜面台を左手側にも置けずに、ドラムの前に置きましたが、遠すぎて、最近は目も悪いので何も見えませんでした笑。

あ、私のドラムの譜面は、いわゆる五線譜じゃなくて、言葉で書いてあるメモです。この件については、また日を改めて説明しますね。私の演奏メモを見ると、笑えておもしろいと思います。構成や順番や演奏パターンを覚えられないので、そういったことを記憶の代わりに書いてあります。演奏中にそれを見ることができないと、演奏がかなりメタメタになってしまいます。今回は、直前に練習をしていたメモを1曲分ウチに忘れたという失態もあり、残念な結果になってしまいました。

次は、面倒になって自分が持参したキックペダルを使わずに、お店の据え置き品を使ったのですが、途中でなぜかバネが急に弱くなり(外れかかった?ネジか緩んだ?)、急に踏み込んでも反応が無くなりました。何とかだましだまし最後まで使い切りましたが、いつ全く叩けなくなるか冷や冷やもんでした。ギリギリセーフ、という感じでしたが、演奏はメタメタになりました。踏み込んだら戻って来ないスカスカのキックペダルで演奏することを想像してみてください。特にドラマーの方の読者の方は、よくお分かりいただけるのではないでしょうか。
今回は、モニターがよく聞こえて演奏は比較的しやすかったですが、その聞こえ方についての打合せの時間が取れないため、モニターバランスがアバウトすぎて、かえって演奏しづらいと感じる場面もありました。また、ライブ全体を通して音響機材の調子がよくなくて、PA担当の方がお気の毒でした。その方は、知識も技術もあって実力者だと感じたのですが、機材の不調でお力を発揮できていなかったようです。

 

知人がSNS上から見つけて送信してくれた画像です。投稿者は私の知らない方のお名前でしたが、公式サイトとかなのかなあ。私はSNSをやらないので、こうしてお知らせをしてくださる友人がいて、何とか情報を得ています。ありがたいことです。

 

竹内さんのパフォーマンスは、相変わらず大好評ですね。バンドの紹介とは別に、こうやって単独で「TAKE」と紹介されるくらいなのですから。彼はまさに人気者の売れっ子ミュージシャンです。誠に素晴らしいです。

 

今回のびっくり仰天ニュース?は、ロッキーさんの緊急参加です。実は、「テル&タケ」の出演が事情により急にキャンセルとなったため、ロッキーさんが出演することになったのです。そのサポートとして、竹内さんと私が参加させていただきました。

こういった急な依頼についても対応できてしまうところが、ロッキーさんも竹内さんもさすがです。もちろん、私も私なりに協力はさせていただきましたが、さすがと言われるほどのことはありません。スリリングすぎるステージで、それはそれで楽しかったのですが、テルさんの代わりにはならなかったかなと。ロッキーさんから私に来たメールにも、代役じゃなくて穴埋めだとテルさんに返信したと書かれていたので、思わずウケてしまいました。

竹内さんと私のボーカル曲も交えて4曲披露、アンコールも1曲で、なかなか観客のウケもよかったように思います。また機会があれば、「ロキタケマン」?「タケロマン」?としての演奏ができると嬉しいです。今回のセッション的な演奏でもいいのですが、今の私自身のレベル低下という現実を考えると、ちゃんと練習をしてからやる機会もあるといいです。

 

ここからは、私が撮影した画像です。勝手に画像やレビューをブログにアップしていいのかな、というのが最近の私の悩みなのですが、友人からの情報によって今回のイベントの画像を他の方がフェイスブックにアップしていることを確認できましたので、鑑賞記として堂々とご紹介します。さらに、こちらのバンドの皆様は、MCの中で動画を配信すると言っていましたので、こうやって紹介しても大丈夫でしょう。念のために、ユニット名やバンド名を文章の中に入れないことにします。検索にかからないようにするためです。さらに、面識の乏しい出演者の方のレビュー文は、あえて書かないことにします。せっかくですから感想を書けると嬉しいのですが。

ウクレレのユニットは、心が洗われてとてもいいですね。衣装もばっちりと決まっていて、演奏技術も確かな皆さんでした。スインギーーのオーナーさんのバンドでしょうか、こだわりも感じられてレベルも高く、なかなかよい演奏でした。

 

こちら、私にとってはお馴染みの面々ですので、今回演奏をご一緒できて驚きました。なべちゃ~ん、と気軽に声をかけてしまいそうでした。ピースフェアやミューズファンの企画でご一緒することの多い面々で、こうやってバンドとして活動しているとは知りませんでしたので、今後機会があれば、是非とも今回のようにブッキングさせていただきたいですね。

 

そして、何といってもこのライブイベントの主催者であるお二人のステージが、実にお見事でした。音楽はいいなあ、というしみじみとした思いがじわりと伝わってくるような、素晴らしい演奏でした。大変勉強になりました。

カシオピュアの演奏だけではなくて、機会があればまんぼうズの仲間たちとも是非出演してみたいと思う、雰囲気のよい演奏会でした。企画と運営をされているシュウさんに、心から敬意を表します。