今日は、ジムニーくんとお別れをする日です。まだウチの前の駐車場にいますが、もうすぐ出発します。
1年間という短い間でしたが、この車はとても気に入っていました。この後、買取り(下取り)をしてくれる、馴染みのスズキ自動車に持ち込みます。
なぜこの車を入手したのかの経緯については、別の記事で衝動買いだったと書きましたが、それはそうなんですが、他にも深い理由があるのです。ここに書くと長くなるので、興味のある方は直接ご質問くださいね。
この車の場合は、もう既に何件か販売店に引き合いも来ているらしくて、もしかしたら店頭に並ばずに売られてしまうかもしれません。あるいは、他の系列販売店に運ばれて、人気車として一応展示してからすぐに売られるのかもしれません。売約済と表示をしてしばらく展示しておくことは、ディーラーの常套手段でもあります。買いたかったなあと客を悔しがらせれば、次の購入意欲にもつながります。
このジムニーくんを手放すのは残念ですが、新しいオーナーに可愛がってもらえたら嬉しいです。ワゴンRくんは、突然目の前から運ばれて消えてしまい、今はどこでどうなっているのかもわからないという悲惨な末路をたどりましたが、このジムニーくんの場合は、次のオーナーと幸せに過ごすことができるに違いないという明るい未来を思い描くことができます。
先日も洗車しましたが、すぐにホコリまみれになってしまう駐車場所なので、次のオーナーによろしくお願いしますの気持ちも込めて、もう一度精一杯車を磨きあげました。いい例え話かどうかわかりませんが、娘を嫁に送り出すようなものかな。そこまでのことではないかぁ笑

フル・モデルチェンジ直前の限定車で、私はこのエンブレムがとても気に入っていました。だから購入したと言っても過言ではありません。これがマンボウだったら、ずっと乗っていたかもしれません笑
冗談はさておき、この限定車を企画した人のセンスは抜群ですよね。

夜に撮影をしました。景色の映り込みとお気に入りのエンブレムのバランスも、とてもよいです。

我がスタジオまんぼうbaseの自慢の軽自動車3台でした。全てスズキ車。ついに、残されるのは軽トラだけです。

このアングルから見たジムニー、結構気に入っていました。


辛い別れとなったワゴンRくんとの、懐かしいツーショット。大接近駐車?で通行人を驚かせていました。にらめっこしているんだか、見つめ合っているんだか。歩道を歩く通行人が、よくチラ見していたなあ。
あるご年配の女性からは、見ているといつもハラハラするから、もっと離して駐車してほしいと直接言われたこともあります。知らない人でした。ご要望にお応えできずに、申し訳ございませんでした。

室内の雰囲気も、とても良かったのです。


この文章を書き始めたのは、自宅に居た出発前の時間でしたが、ここからの文はスズキ自動車に到着してから加筆した内容です。今回は、このまま販売店に車を置いて自分が帰宅するわけなので、後ろ髪を引かれる思いはあるでしょうが、ワゴンRくんとのお別れのときのような悲しい思いはせずに済みそうです。様々な書類上の手続き等を終え、いよいよジムニーくんとのお別れの時間が迫ってきました。ここで、記念撮影をしましょう、ということになりました。

ジムニーくんには、新しいオーナーの方と、幸せな毎日を過ごしてほしいものです。この子なら、きっと気に入ってもらえることでしょう。この4月からは異動先の通勤にも使っていてすごく便利だったし、コンパクトだけれども上質でパワフル、乗り味もよく、そして品格もあるというようなパーフェクトな車でした。旧型モデルなのに、人気が高いのもよくわかります。
君に幸あれ、と心から願っています。
モノに感情移入をしてしまう悪癖が、またもや出てしまいました。でも、それが私なのですから、仕方のないことです。