ワゴンRは、保険の切れた状態にして月々の支払いを無くし、倉庫代わりに11月までキープするつもりとお伝えしたばかりでしたが、突如の方針転換となりました。来週には、業者が引き取りに来ます。悲しいです。

日頃からお世話になっているスズキ自動車に、11月になったら廃車の手続きをすることをお願いしてあって、本当はそれでもよかったのです。ただ、買い取りはできなくて0円、そのかわりに廃車手続き等をサービスで行いますと言ってくれました。
倉庫代わりに駐車場に置いておくつもりで、任意保険をストップしようと保険会社に連絡したら、譲渡証明が必要?と言われたので焦ってしまい、急いで車を処分しなくてはならないと思い込んでしまいました。
昔にボルボを売る際に大変お世話になった、廃車110番という業者に依頼しようと思ってネット検索したら、どうもその業者はすでに無いようで、昔に登録してあった電話番号にかけても使われていないようでした。かけても呼び出し音すら鳴らず、無音のままでした。使われておりません、とも言わないのは、0120⋯だからかもしれません。
廃車の検索キーワードに反応したのか、別の何かがヒットしたのでそこに電話してみましたが、最近の「買うわ!」のテレビコマーシャルで有名な、ナビ〇ル廃車買取カーネ〇ストでした。電話の先のオペレーターは慣れたもので、私が相見積もりをしないで契約してしまうようにと巧みに誘導してきます。車の詳細をお伝えしたところ、その年式のその車種だと通常なら5,000円ですが、10,000円で買い取りをしますと言うのです。何だか、言い方も嫌な感じなので、その時はやめようかなと思いました。
私は、保険会社に確認したいことがあるからと言って即決せずに電話を切り、他の業者にかけてみようかと考えて廃車をキーワードに再検索をしてみたところ、違う電話番号と違う業者名がヒットしたので、相見積もりをしてみようとしたら、なぜかまたもやナ〇クル廃車買取カー〇クストでした。電話をかけてみたら、違うオペレーターが出て、ワゴンRの◯◯様ですね、といきなり言われたので驚きました。今度の人は感じがよかったのですが、電話番号の着信記録でわかるのでしょうかね。これって、どういう仕組みになっているのでしょうか。自動的にいろいろと保存されるのかな。電話をしたスマホには、連絡事項のショートメールもバンバン届きます。
車をいつ引き取りに行ったらよいかという話になり、私は、まだ電話しただけで決めたわけではないと伝えたのですが、もう契約したことになっているので、これからのキャンセルだと違約金が30,000円かかるというのです。これって、私が一度電話を切ったからもう話は立ち消えになっていると思っていても、そのままバックレていたら突然請求が来て驚くというパターンでしょうかね。紙面による必要書類も出していないのに、こんなのは成立するのでしょうか。契約書類もできていないのに電話でもって契約したこととする、というのは、会社側が勝手に決めたローカル・ルールに過ぎませんので。法的拘束力はないはずですが。
最初に電話対応をしたオペレーターに電話を代わってほしいと言い、その感じの悪い人にまだ契約はしていないはずだと伝えましたが、今後は、車を引取る日の日程変更は受付けるが、やっぱり売りませんということはもうできないと言います。何だか詐欺チックだなと思ってカチンときたのですが、どうせ処分するするなら0円よりも10,000円のほうがいいかと金に目が眩み、もういいやと諦めました。別に損しているわけではないので。カ〇ネクストに11月に売るからと言うことも無理そうで、すぐにでも、というプレッシャーも感じました。もしかしたら、私のワゴンRは走行距離も短くて自走可能となれば、業者にとってはどうしても手に入れたいタマになったのではないかと予想しています。
実は、ボルボを売ったときも、廃車110番の担当者が私のワゴンRを見て、是非売ってほしいと言ってきました。その時はまだそんな気は無かったので、売る時期になったら連絡をしますので、と言ってその場は終わりました。その時は25万円と言われたっけかな。他にも、コロナ禍中にも7万円(だったかな?)で売ってほしいという申し出があったことは、既にこのブログにも書きました。そういうこともあって、私は律儀にも最初に廃車110番に連絡をしてみたわけです。そうしたら、なぜか〇ーネクストにつながりました。
メルカリやジモティなどの個人売買サイトで売れば、10万円位では売れるかな等と考えたこともありますが、後からクレームを受けるのも嫌だし、それも諦めました。何と言っても30年前の車ですから、調子はいいのですが、今後どんなエラーが発生するか予測もできません。本当にお好きな人に乗り続けてほしいという願いはあるものの、部品取り用として活用されたとしても、それはそれでいいのかなと考えました。
ところで、カーネク〇トにかけ直す前に保険屋に電話をして確認したら、特に証明書はいらないと言われたので(!)話が違うだろ〜!と怒りが湧いてきました。が、よく聞いてみたら、実はこちらの方は私の勘違いでした。車を下取りに出して買い替える場合のことと、単に廃車にする場合のこととの違いを把握していなかったのでした。
私のアホな勘違いによって、スズキ自動車で廃車をしないことになってしまい、何だか申し訳ない気もします。彼らも、ウチで処分してほしい的なオーラを発しておりました。すご〜く長年にわたり点検整備と車検、諸々の修理も含めてお世話になっていたスズキ自動車にお任せすればよかったと、今ではすごく後悔しています。
いろいろ思い通りにならなかったワゴンRの売却処分ですが、とにかくはっきりとしているのは、来週にはこの子がいなくなってしまうということです。金魚にも感情移入してしまう私ですから、長年乗った愛車にも感情移入してしまいそうです。1万円を手に入れるために、スズキ自動車ではなくて〇ーネクストにこの車を渡すことになったこと、車にも可哀想なことをしてしまったなあと思います。
スズキ自動車に任せれば、しばらくの間はウチの近所にあるその店に車があり、ナンバーが外されて、という経緯も見ることができたのかなと。スズキ自動車が、部品取り用としてワゴンRを転売する前には、連絡をくれるかもしれなくて、最後のお別れも改めてできたかもしれません。
実は、スズキ自動車ではこれまでに2台ほど廃車をお願いしました。ミニカとアクティドラックです。ミニカは海外に輸出されて役に立ち、アクティトラックは部品取り用として転売されました。なぜ知っているのかと言うと、その店の当時の整備士さんが、そういうことも良心的に教えてくれたからです。今の整備士さんは違う人ですが、とてもいい方で、私の諸々の無理難題にもいつも応えてくださいます。このブログにも、何度も登場していたかなと。
ワゴンRをスズキ自動車に任せておけば、きっとその後のことまで丁寧に教えてくれたはずです。しばらくの間は、お店に行けば会うこともできたことでしょう。カーネクス〇に売ったら、もうそれで終わりで、この子がその後どうなったのかはわかりません。愛着のある車だけに、まるで1万円で魂を売ったかのような気になって落ち込んでしまいました。ワゴンRは、理恵さんや藪野さんにも長期レンタルしたことがあるのです。お二人のお車の修理の際に、役に立つことができました。
 

倉庫代わりに収納してあった荷物を、とりあえず降ろします。これが全てではなく、台車やその他の品を既にアルファードに移してから、あ、画像撮影しないと、と思いつきました。

広いです。30年間丁寧に使っていたので、室内にはほとんど傷がありません。もったいないです。


こちら、アルファードの状況です。倉庫兼走るオフィス、という感じかな。そんないいもんじゃないか。



たった1万円の査定なのに、各方向から画像を撮影して投稿フォームに入力して送信しなくてはなりません。どうせ廃車にするならいいんじゃないかと思いますが、これらの画像を見たら、え?売れるんじゃない?と業者も思うかもしれませんね。


こういった接近車両画像は、カーネク〇トには送信していなくて、完全なる私の趣味です。


これは軽トラックの助手席の画像ですが、これらもワゴンRに収納してありました。アルファードに入り切らなかったので、ここにとりあえず入れました。それほど、すごい収容力だったのですね。ワゴンRのリアシートの収納方法が、芸術的に素晴らしかったので、分割画像で撮影をして記録しておきたい位です。完全にフラットになるので、音楽活動を趣味とする私は、この車のおかげで何度も助かりました。