テレビ体操が終わり、たまたまチャンネルを民放に変えたら、私にとっては懐かしい方が出演されておりました。中村梅雀さんが浜松を小旅行したという番組でした。

このブログの前の前、掲示板時代も遡ってひとつ前、「まんぼうのうんちくたれぞう日記」の時代を知っている方はよくご存知かもしれませんが、私は都内の某ライブハウスで、梅雀さんのベースとセッション演奏をさせていただいたことがあるのです。
私のキーボード演奏をベタ褒めしていただいたことが心に残っていて、梅雀さんからは演奏をお願いしたいことがあるんだけど、平日に都内に出られる?と訊かれたことも、素晴らしい思い出です。仕事の都合で難しいです、と答えたら、残念だなあと言っていただけましたので、それも嬉しかったです。彼にとっては、覚えてもいないことだとは思いますが。
たった一度のそういう経験だけでも、私のようなアマチュアにとっては良い思い出です。今の私の退化した腕前では、とてもそんなことは期待できませんが、若い頃にはそういったことはよくありました。
梅雀さんは、皆様がご存知のとおり、ミュージシャンとしての活動がメインではなく、俳優等のお仕事をしながら、ベーシストとしてもライブハウスの演奏等で活躍されています。すごくカッコいい生き方です。
今回のテレビ番組でも、ベースを背負いながら浜松の街を歩くという趣向だったので、きっと後でベースを弾くんだろうなと思いながら見ていたら、その通りの流れになりました。
 

浜松だけに、管楽器修理の店が取り上げられるというのも、なかなかよい趣向です。


こういうふうに修理されているのだということを知らない方も多いはずなので、番組で紹介されるのはとてもいいことですね。


有名な吹奏楽部の紹介もありました。返事や態度がとてもよい高校生たちの姿を見ていると、とても清々しい気持ちになります。私も、役職定年となる前には、様々な立場で中学生や高校生の吹奏楽部と関わらせていただいたこともあったので、数々の思い出が蘇るような感覚になりました。少し前のことはどんどんと忘れてしまうのに、古い思い出は突然思い出すこともあるのです。


テレビのディレクターが考え付きそうなカットですね。ゲストの有名人が、吹奏楽部の演奏を嬉しそうに聴いているというシーンです。


やっぱりね。一緒に演奏するのですね。お、このベースはいったい何なのでしょう。


演奏曲は、なんと!私が都内の某ライブハウスで梅雀さんとセッション演奏をした曲と同じでした。こういう偶然もあるのですね、というか、レパートリーの中で吹奏楽と一緒に演奏できそうな曲がこれしかなかったのでしょう。


曲は、「チキン」という曲です。ご存知の方も多いのでは。私は、この梅雀さんの姿を見ていて、自分も太宰信也先生がご指導されている吹奏楽部の生徒さんたちに交じって、ベースを演奏していたこともあったよなあ、などということを思い出すことができました。


昔の写真を紹介しているコーナーもあり、偶然ではありますが、よい番組を視聴することができました。さあ、日曜日の日記は朝から調子いいようですので、記録を頑張りますよ~