仕事の飲み会はほとんど欠席していましたが、今回の会だけはお世話になった方々とのご縁も多い会だということもあり、出席することにしました。
今は、その翌朝です。昨夜の飲み会では、たくさんの不愉快な思いをしたのですが、どんなことでどんなふうに怒りを感じたのか、その「なぜ」のところを目覚めと共にどんどんと忘れています。今現在、不快な気分ではあるものの、あれ?何でだっけ?という感じなのです。
その全てを思い出せるかわかりませんが、具体的な記録に残さなければ不愉快な思いの記憶だけが残ることになり、それは良くないことだとわかっています。嫌な感覚も一緒に忘れられれば、それこそホワイト系物忘れということでよいのでしょうが、怒りや不快だけが残るというのは、精神衛生上もよろしくなさそうです。
どうせ将来的に認知症になるなら、私はホワイト系の明るいそれになりたいのですが、具体的な理由も忘れているのに嫌悪感だけが残るというのは避けたいし、恨みつらみだけが残ることも、決して良いことではありませんね。

この手の画像、よくアップしていましたね。ご記憶の方も多いのではありませんか。ね、藪野さん!
感覚だけが残る、ということは、実は恐ろしいことなのではないかと考え始めています。いい感覚が残ればそれは幸せなことですが、何に不満があり、何を不快と思い、何に怒って、どんなことに拒絶感を持ったのか、そういった具体的なことを忘れてしまって、嫌だという感覚だけが残るという事態は、認知機能の低下に苦しむ人にとってはとても辛くて苦しいことなのではないでしょうか。自分自身がそうなってみて、例えば、ご年配の方がいつも意味不明に立腹しているかのように見えることへの理解が、少しだけでもできたような気がします。
今朝(土曜日)の早朝にこの文を打ち始めて、実は今は14時過ぎです。追記をしているのですが、昨日のことを考えると、これまでの諸々の経緯も含めて怒りが湧いてきますが、予想通りその理由が具体的に思い出せなくなりました。肝心の「諸々の経緯」ですら、アドリブではうまく説明できません。後で書こうと考えたのが失敗でした。
類似した経験をした際に、いろいろな思いが蘇ることが多いので、また改めて記録に残しておきたいと考えています。昨日も、飲み会に参加してから、様々な不愉快なことを次から次へと思い出してきました。いわゆる、連鎖というやつですね。疎外感もあり、なんで自分はここにいるのだろうと思ってしまいました。3月まではトップでいた者が、退職もしていないのに突然最下端に追いやられて、腫物を触るように扱われているのですから。私に話しかけてくる人も激減しました。もっとも、偉い人の方に行くのが普通ですからね。突然部外者になった人など、どうでもいいに決まっています。
定年延長をせず純粋なOBになっていたのなら、こんな気持ちにはならなかったことでしょう。定年延長を辞退して早期退職した同期も出席していましたが、とても明るく爽やかな感じでした。望んでいた新しい職に就いて幸せだと、嬉しそうに話をしていました。
2年後の大イベントに向けて、一致団結して頑張りましょうというような音頭も飛び交いましたが、私も降任しなければその中心にいたはずだし、私ならではのアイディアや案も持っていました。そもそもイベントや祭りは好きだし、企画することも得意とまでは言いませんが、それなりのノウハウはあります。その梯子を、人事によりいきなり外されてしまったのです。今回のイベントの中心になる人たちは、結局誰も私を必要としておらず、誰も私をトップとして残留させるべきだと進言してくれなかったということです。
そのうちに今回の人事に至った経緯も詳しく書きますので、是非お読みくださいね。今は何だか詳しく思い出せなくて、苛立ちと不快感だけが残っています。この感情が憎しみに変わらないよう、自分でも気をつけていきます。自宅で片付かない片付けをして、気を紛らせます笑
飲み会の景色は見慣れたもののはずですが、なぜだか違和感を覚えました。これもブレイン・フォグの影響だとは思うのですが、何だか「残像」を見ているような感覚になりました。

この手の画像、よくアップしていましたね。ご記憶の方も多いのではありませんか。ね、藪野さん!
紅白のワインは、私は飲み物の壁と名付けました。この1杯しか飲んでいませんが、会の終了間際まで飲まずに置きっ放しにしておきました。あ、ワインを飲んでいるんですね、という感じで酌をせずに通り過ぎる人が多くなり、気が楽です。もっとも、私は途中からは孤独感に耐えられなくなり、席を離れて一人で壁の近くに立ちんぼしておりました。私から酌に行くような相手は、誰もいませんでしたので。
ビールも、コップ1杯のみ。酌に来てくれた少数の方が形だけでも注げるように、ちびちびと飲んで上の空間を作っていました。以前に何度もこのような画像をアップした際には、水のように見えるのは焼酎ロックです、と言っていましたが、実は今回は1杯だけ焼酎をいただいて、あとはリアル水でした。人からそれは何ですか、と訊かれて、水ですと答えると、それは嘘ですねというような顔をされるのが面白かったです。