探し物があってスタジオまんぼうミュージアムで物品をガサゴソやっていたら、ずっと行方不明になっていた品を偶然見つけました。結局探していたものは見つかりませんでしたが、とてもラッキーです。

見つけたものは、時計のベルトです。切れて壊れているのですが、実はこれがあるのと無いのとでは、全く違ってくることがあるんです。
前にも紹介したことがありますが、私は古いロレックスの時計を所有しています。今は金銭的に苦しいので、今後はいろいろと持ち物を売りながら趣味に使うお金を工面していくつもりなのですが、画像の右側にあるベルトがオリジナルで、ロレックスについているベルトは、オリジナルが切れてしまったため、付け替えたものなのです。
修理をしたのは、大昔の〇ドバシカ〇ラですが、この時計を持ち込んだ際に店員の目の色が変わったことは、今でもよく覚えています。オリジナルと同じベルトは用意できないが、外したベルトは絶対に無くさないで保管しておいた方がいいと助言してくれました。ベルト止めの金具がロレックスのオリジナルデザインで、そこに価値があると言うのです。
実際に、数年前に画像に撮影したものを某スーパーに出ていた出張買取のコーナーで見せたところ、鑑定師?の目つきが明らかに変わり、このままでも〇十万円で買い取るが、壊れていてもいいのでオリジナルベルトがあれば、もっと高く買うと言われました。実物を見せてほしいと言われたので、後日持参しますと言ったけれど、実際は持っていきませんでした。アンケートに連絡先を書いてくれと言われましたが、書かずに買い物に行ってしまいましたが、それは正解でしたね。買い物を終えて店を出るときにもその人が待ち構えていて、あと2日ここで出張買取をしているのでお待ちしていますと言われた記憶があります。しつこくされるのが嫌だったので、数日間はその店に行くのをやめました。
今でもその位の価値があるのかわかりませんが、急に安くなるというような性質のものではないような気もします。私としては、とりあえず数か月分の生活費や、趣味に使う最低限のお金が必要なので、貯金を切り崩さなくて済むように6月中にはこの時計を売るつもりです。7月の病院での検査結果によっては、再び検査や手術に係るお金が必要になる可能性もあり、また、人間ドッグでもお金が必要です。とりあえず、高く売れそうなものをこれからも探し出して、売り続けることで何とか生活をしていくつもりです。あ、楽器はとりあえずはまだ売らないつもりです。KORGのMS20とか、高価で取引されている楽器も持っているのですが、まだ売るのは早いかな。細々したものを売って少しずつお金を工面するというようなことは、自分が惨めな気分になるのでしないつもりです。昔の質屋みたいです。ただ、本当に困ったら、その方法も検討します。そういえば、大学生の頃、何度か質屋を使ったことがあります。最後は流してしまって、品物は戻ってきませんでしたが。
車の台数は、夏ごろを目処に減らすつもりです。ただ処分するだけではなくて、旧車の価値をアピールして、できるだけ高価で買い取りをしてもらうように業者と交渉します。あるいは、何かの売り買いのサイトを利用することも検討します。車を売ったお金で、1~2か月は趣味の音楽を続けることができることでしょう。
自分が、モノを売って生きていくような生活状態に陥るとは思ってもいなかったので、何だか悲しくなってきます。自分の演奏で多少なりとも収入が得られれば生活の足しになるのでしょうが、その目処もたっていません。音楽教室を開くのも、まだ時期が早すぎるかな。ぼちぼちと生徒を取ることはできても、安定した収入源とすることは難しそうです。生徒の増減で一喜一憂するような生活もしたくありません。
つまり、私は定年後は悠々自適に生きていたい人だったのですね。再任用とかでやりたい仕事をのんびりとしながら、定年退職後の生活を充実させることを目標に、これまでの仕事の苦難もしなやかに乗り越えてきたつもりです。そのご褒美もいただけないまま、やる気の出ない仕事に就かされて2年間の定年延長です。数年前に急に決まった定年延長さえなければ、私の人生は当初の計画通りに進んだはずなのですが、この2年間の予定外の計画変更で人生設計が大きく乱されました。またもや恨み節となってきました笑