私の勤務する職場で、とあるビッグな行事が行われました。検索でヒットすることを避けるために名称は書きませんが、画像を見ればわかっちゃいますね。画像は景色や風景ですから、問題ないということは調べてあります。

今日の行事の職場は、今2つの職場に勤務している中の2番手扱いの方です。今度の土曜日には、1番手の本務校である職場で同じ行事があります。ダブルパンチでかなり疲れますが、降任した我が身としては仕方のないことです。
ただ、この職場には、実は私は8年間在籍したことがあります。管理職としてではなく一般の業務を7年間していて、8年目だけは中間管理職のような職務を命じられました。
 

このような行事です。こんな景色です。わかっちゃいますね。私がここの職員だった頃に取り入れたことが、いろいろな場面で見受けられるので、自分が努力して改革改善したことが引き継がれているとわかり、それは密かに嬉しく感じていました。例えば、放送機器も、私が当時に購入していた物品が使われていて、音色もとてもよかったです。トランペットスピーカーを使うなんて時代遅れですよと周囲を説得して、購入を実現させた機材が今も使われていて、とてもよかったです。
そういえば、当時は私が放送を担当していて、そのBGMがフュージョン曲ばかりだったという伝説がありましたね。やぶちゃんはきっと覚えていると思います。


私が当時に考えて考え抜いて計画した流れのとおりに競技が実施されているのを見ると、自分が残した資料をずっと使っているのだなあということが分かります。この競技自体、今ではコロナ禍をきっかけにやらなくなってきているのですが、ここでは今でも行われていて驚きました。


この表示シール、当時の私が作って貼ったものです。当時は画期的だったアルティメイト社のスピーカースタンドは、ピンをさせば安定するのに、使用者がネジを強く締めすぎてグリップ部分が割れてしまうというトラブルが頻発していたのです。それを知っていた私は、自分がいなくなったときのことも考えて、このような表示をしておいたのです。もう何年前のことになるのでしょうか。まさに、ノスタルジーです。


パワードアンプの部分が取り外せるタイプのPA装置ですが、私が検討して購入した機器が今でも役立っている姿を見て、率直によかったなと思います。スタジオまんぼうmuseumのどこかに、この機種の下位モデルが眠っているはずなので、引っ張り出して使ってみたくなりました。最初のうちは管理職や職員の皆様のご理解がなかなか得られずに予算がもらえなかったので、自分で機材を購入して、数年間はこの行事で私物持ち込みという形で使っていたのです。そうしたら、音色がトランペット型スピーカーとは全く違うと、来場者や職員等からも大好評で、同じものを予算を出して購入しようということになり、機種選定を任された私は、最新の上位機種を選んだのでした。


今回の行事とは関係ないことですが、職場内には私が残して行った形跡がたくさん残っています。部屋の名称、活動の名称、その他書ききれないほどです。誰も知らないのかもしれませんが、私の様々な努力の跡がありました。
この画像は、私が当時に私物を持ち込んでそのまま置いてきてしまった、VHSビデオテープの収納庫です。当時はまだビデオテープを使う時代でしたから、職場の皆さんが使いやすいようにと工夫をしたのです。異動するときに、今更持ち帰りますとは言えなくなってしまいました。ビデオテープは当然のことながら全て処分されていたようですが、プリンターのインクを入れるために使われているようでした。この収納庫を発見したときには、苦笑いをしてしまいました。その他、様々な私物がまだ残っています。今でも役立ってくれているのが、嬉しいですね。
ちなみに、この収納庫シリーズのCD用とカセットテープ用は、スタジオまんぼうmuseumにあります。ほしい方には、いつでも差し上げます。
この職場にいるのは、恐らく1年間で、来年度は他の職場に行くことになるでしょう。日々の退屈でつまらない仕事の中で、自分の過去の実績を密かに振り返ることができること、それをささやかな喜びとして生きていくことにします。