太宰信也さんから、「ボレロ・ピッコロ」という往年の名器であるスピーカーをいただきました。GW中にセルシオ君をお貸ししたのですが、車が戻ってきたらトランクに入っていました。粋なことをしますねぇ。
かなり前からいただくお約束をしていたのですが、そういったお約束をしてから、もう2年は経っているかと。忘れずにいてくださったことが、とても嬉しくて幸せです。早速音楽を再生したら、心癒される音質でした。銘品です。アンプが安物ですので、よいアンプと組み合わせたらもっといい音になったことでしょう。旧スタジオまんぼうに保管していある、Laxmanのアンプを持って来たくなりましたが、残念ながら置くスペースがないのです。

この佇まいも素晴らしいですね。間接照明にして撮影してみました。

サランネットを外すと、このように更に美しいデザインが際立ちます。バスレフ式のスピーカーですが、ドンシャリ感がなくてとてもよいです。ドーム型のツイーターも、音色の良さに寄与しています。高音部を担当するスピーカーをツイーターと呼ぶのですが、実はスペリングは、あのツイッターと同じです。鳥のさえずりを意味している英単語を、高音専用のスピーカーの通称として使うなんて、センスいいなあと昔から思っていました。ちなみに、低音用のスピーカーは、ウーハーと言います。このボレロ・ピッコロの大きい方のスピーカーは、ウーハーではなくてフルレンジだと思います。そこに、ツイーターで超高音を加えて、音の深みを増しているのです。

これまで使っていたOnkyoのスピーカーは、いったんお休みとなりますが、このスピーカーも名品です。他にも、旧スタジオまんぼうには複数のスピーカーが眠っています。スピーカーを取り替えて楽しむことができるなんて、まさに贅沢ですね。でも、断捨離の対象であることも間違いありませんから、悲しくなってしまいます。処分をする前に、カタログ化しようかな。
もし今後、まんぼうmuseumができれば、そこに全ての所有スピーカーを展示してみたいものです。