検査後の診察も終わり、先程帰宅しました。メモを見ながらここに記載をし、記録としてまとめておきます。掲載が遅くなったのは、帰宅してから内容を整理していたからです。実際にこの記事を書き始めたのは、14時半頃でした。

まずは、医師からの経緯説明は次のようなものでした。
・昨年8月9日に最初にCT検査をした際にも、右肺背中側下部に影が映っていた。肺炎の名残と判断し、伝えなかった。
・アブレーション手術の前の予備検査を12月18日に行った際のCT検査では、同じ個所に影があり、増大していた。放射線科の医師の所見として、不整形の原発性の肺がんである可能性が高いとのレポートがつけられており、本来であればすぐに伝えて、対応をすべきだった。しかし、担当医(主治医)が変わったばかりであり、そのことが新しい担当医に伝わっていなかった。
私の記憶が曖昧だったのですが、このブログの記録でしっかりと再確認することができました。人間ドッグ、私の記憶違いで、8月ではなく7月下旬だったのですね。その検査結果が悪すぎて、病院通いが始まり、最初はS病院に行き、そこでT病院を紹介されたのでした。緊急性があるということで、最初の担当医からアブレーション担当の担当医(頼りなさそうな若い兄ちゃん?)に変更になりました。その後で、手術を控えた直前の診察で、急に担当医が変更になったとのことで、現在の先生が執刀医として紹介されました。その先生の指揮下で12月18日のCT検査が行われたはずなので、そこで引継ぎがされていなかったということなのですかね。
それにしても、現在の担当医も画像を見て気が付かないものなのでしょうか。現在の担当医が言うには、自身の専門分野である心臓肥大にばかり注目してしまったとのことですが、患者の命がかかっているという思いに至らないのが不思議です。緊張感の欠如です。見落とし、伝達ミス、言い忘れの全ての要素が包括されている、典型的な病院側のミスです。
これで私が肺がんであるということになれば、病院側は過失責任を厳しく追及されてもおかしくないのではないかと考えます。今の私の担当医である若い医師も、謝罪はするものの過失を他の人のせいにしており、その話っぷりからは自分は悪くないというようなオーラが出ていました。前任者(おそらく退職したから今の医師に急に担当が変わった?)が悪いんです、とは言わないものの、そういった話しっぷりです。他人事のように振る舞っているため、信頼できるとまでは思えません。ただ、そこまで厳しく追求しても何も変わらないし、今後しばらくは心臓の方でお世話になるのでしょうから、事を荒立ててもいけないだろうと考えて、不満を飲み込むことにしました。
ただし、肺がんであると判明して治療を始め、その後の容体が悪化した場合は話は別です。そうなったら、訴訟も含めた対応を検討します。
きっと、今回の影のこととその診断レポートについて院内の会議等で「どうなっているのか」と指摘をされ、このまま患者が死亡するようなことでもあれば責任問題であるというようなことを厳しく言われて、今回慌てて対策をとってきたのではないかと予想しています。それが、一昨日の電話だったのではないかと考えられるのです。
次に、今日の検査結果についてです。
影は大きくなっていなくて、現状が維持されていたとのことです。前回の画像を参考にして見ながら、CT画像を順送りで見ながら医師が説明をするのですが、最初は影が小さくなっていると言い、それを印刷してきました。しかし、私は疑念を持ちました。撮影している位置が明らかに違っているのです。ずれていれば、小さく映ることもあるでしょう。
輪切り撮影をしているのですが、かなり粗いコマ送りでした。イメージできるかわかりませんが、がくがくがくっと医師の操作で画像が変化していき、そこに影が現れたとき、医師はコマ送りをストップします。その場所がぴったりそろっていなければ、大きくなったか小さくなったかはわかりませんよね。このことは言わせていただきました。同じ場所ではありませんよね、少しずれているようですねと。
医師は、小さくなっていないとしても、現状より大きくはなっていないだろうと思われる、と回答してきました。
今後の方針についてです。
医師によると、影は大きくなってはいないが、以前として原発性肺がんである可能性はあるとのこと。放射線科の医師に画像を回し、1週間後にその見解のレポートが戻ってくるので、その判断によって、組織検査等をするかどうかを決定することになりました。私としては、検査をしてほしいという希望を伝えました。どちらかはっきりと判らないなら、調べる方が安全策として当然の流れなのではないかと考えます。
検査方法については、やるとしたら全身麻酔をして内視鏡で行うとのことです。確かに、大きく胸を切開する手術だとなると、大手術になってしまいますからね。私が不安に思うのは、別の科の医師が担当するのでしょうが、肺の後方でしかも下の方となると、相当の腕前がある医師じゃないと、例えば肺胞が傷つけられて後遺症が残るとか、検査に失敗されてずっと呼吸が苦しい状態になってしまうとか、そういった医療事故もありうるのではないかということです。
病院や医師を信頼できないと、不運の連鎖を断ち切ることはできない気がします。肺の件については、セカンドオピニオンで他の病院で、という考えも浮かんできますが、逆に、今回の責任をとってT病院でしっかりと対応してもらわないと、という思いもあります。そういったプレッシャーをもって、病院側には真剣に取り組んでもらいたいです。
来週の木曜か金曜にかかってくる電話を待ち、その内容によっては土曜日に再び診察を受けに行ってきます。担当医は、電話だけで済まそうと、逃げの一手で現状で様子を見ようと言ってくるかもしれませんが、私としては、それでもいいが、その後肺がんだとわかって悪化したら責任をとってもらうと言うつもりです。訴訟も厭わないと。そうなると、恐らく入院しての組織検査ということになるのではないかなと。
推測で大丈夫だろうということにされて、次に検査したときには既に手遅れでした、等という最悪のストーリーだけは避けたいところです。
肺に異常が見つかったからというわけではありませんが、自分の咳が気になるようになりました。長い間、小さな咳は続いています。のど飴等をなめて凌いでいて、生活上の問題はありません。のどや胸は常にゴロゴロざわざわしていますが、激しい咳ではないのでたいして気にしていませんでした。これらの症状が、今後悪化してこないかについても、よく観察していく必要がありそうです。
※画像の後にも文章があります。
 

これが、今日担当医から示された、12月18日の、見逃されたCT画像です。この朱書きの字は、今日の診察時に医師が書いたものです。放射線科の医師が記入してあったというレポートも見せてもらいましたが、印刷はしてくれませんでした。専門の放射線科の医師が、画像の面相を見て可能性があると言っているのですから、もっと緊張感をもって知らせてほしいものです。よく、がんにも顔があると言いますが、数多くの腫瘍の画像を見てきた専門の医師が言っていることの重さを、患者と直接対応する医師にも理解してほしいです。
なんで患者の私が、こんなことを医師に対して思わなくてはならないのか、あきれ果てて、もうこれ以上の感情はわいてきません。
 

今回の3回連続の記事においては、なぜか車の写真が登場していました。アホですみませんが、画像を何か掲載しないと、謎のお花畑みたいな絵柄が記事紹介のサムネイル画像として表示されてしまうのです。このブログは4月26日までしか使いませんが、その謎の絵パターンは最後まで避けたいので、スズキの「ジムニー・ノマド」の画像を使わせていただきました。文面に出てくる広告画像だと思った方もいるのではないでしょうか。妙に画面に馴染んでいましたよね。
少し前に、販売店から1日限定で試乗車が来たという連絡を受けて、乗せてもらいました。基本設計が7年前なのに、人気で受注停止中、買うことが難しい車のひとつです。運転してみたら、確かに、新車なのに旧車という感じでした。嫌いじゃないですよ。私は、車が好きなんですよ。大好きな車にも乗り続けたいので、何とか健康問題でも改善を図り、病に負けずに長生きしていきたいです。
(注)私自身がこのブログへの書き込みを26日でもって中止するだけなので、11月まで読み続けることはできるはずです。アメーバブログへのお引越しをしたらこちらで読めなくなってしまうということだったら、とても困ってしまいますが、確認してみます。