残念なお知らせをしなくてはなりません。

今日4月17日の夕方、4時50分頃に、T病院の主治医から突然電話がありました。スマホの表示に病院名が出たので、仕事の対応中ではありましたが、席を外して急いで電話を取りました。嫌な予感がしました。
その電話の内容により、ものすごくショックを受けていますが、このブログでは隠さずにそのまま伝えると決めているので、読者の方に心配をかけてしまうことも覚悟の上で、ここに記録をしていきます。
主治医が私に伝えてきたのは、次のようなことです。超要約してあります。
・12月下旬のカテーテルアブレーション手術のため入院した際に、CT検査をしたが、その時に肺の下部に目立つ影があり、検査医?の所見で肺がんの可能性が高いとの記載があったが(どこに?)、申し訳ないことに見落としていた。
・こちらで検査の予約手続きをするので、大至急、肺の検査を受けてほしい。4月19日(土)の午前10時半から予約しておくので、一刻も早く検査をしてほしい。
・まずは自分(主治医)から経緯を説明するので、最初は循環器内科に来てほしい。そして、その日のうちに改めてCT検査を受けてほしい。
・12月の映像よりも影が大きくなっていたら間違いなく腫瘍なので、できるだけ早くに手術をしなくてはならないが、その場合には当院の専門医を紹介する(だったかな?)。
・(8月の人間ドッグではそんな影は全くなかったと私が伝えると)8月から12月で影がそれなりに大きくなったのだとすれば、12月から4月にも更に大きくなっているはずで、それを確認するための検査を一刻も早く行いたい。
よく、ハンマーで殴られたかのような衝撃という言葉が使われますが、本当にそういう気持ちがあるんだなと思えるくらい、辛い気持ちになっています。私は、胸のレントゲンを受ける度に肺の中央部にボリュームスキャンと言われる影が映りますが、それは長年にわたり大きくならない石灰化ということで、人間ドッグでも暗黙の了解として毎年スルーされています。毎年同じ場所でドッグを受ける理由も、そこにあります。毎年再検査と言われても困るので。
今回発見された影は、その場所とは違い、肺の下部の方だというのです。しかもかなりの大きさらしいので、何で見落とすのかなあという疑念が湧いてきます。つまり、自身の専門外の箇所に対する指摘については、たいして気にも留めないということなのかもしれません。若い主治医となり、とても心配でしたが、その予想は見事に的中したということになります。常に最悪の事態を想定して、用心深い楽観主義を標榜している私としても、今回の件はかなりのダメージです。
電話の向こうから感じ取ることができる主治医の様子から、検査はしてみたが大丈夫だった、という選択肢は無いような気がします。今回は、念のための検査、ではないからです。主治医は、自分自身が検査をするわけではないので、分業化されている医療システムの伝達段階における、重大なミスであることは明白です。まさに不運です。腫瘍だったとして、12月の時点の大きさで対応しておけば寛解したかもしれないのに、今回更に大きくなっていたとしたら、完治しない可能性が高いですね。
私の胸の痛みの原因は、心臓だけではなくて肺がんだった可能性もあるわけです。心臓が悪いことも、それは間違いありません。検査結果がそれを物語っています。しかし、昨年夏からの体調不良について、心房細動等と肺がんのダブルパンチだったとしたら、悲しすぎる結末です。
もし肺がんと診断されたら、医師の勧めを待たずに脳の検査も受けようと考えています。ネットで調べたら、肺がんの人は脳に転移する可能性が高いようですね。私の思考の不調や諸々の劣化の理由が、脳腫瘍である可能性も否定できません。
結果に関わらず、29日の「昔ながらのまんぼうイベント」は行いますし、年内の演奏予定は全てやり遂げるつもりです。手術をすることは、雰囲気的にほぼ間違いなさそうなので、その日程が演奏予定と重ならないといいのですが。手術後の経過が悪かったとしたら、来年1月からの音楽活動は完全に休止ということになるのかもしれません。
まずは、土曜日の検査前に主治医の話をよく聞いてみないと詳細がわからないので、しっかりと対応してきます。そして、もちろん、このブログにも記録をしていきます。今日は、このブログを開設して991日目です。記事を書くのは、あと9日、1000日目を最後にしようかと検討中です。そのスケジュールで言えば、26日(土)が最後の書き込みとなります。おそらく、検査結果を聞きにいく日になることでしょう。何という奇遇でしょうか。おそらく最悪の検査結果を聞き、最後の発信はその内容となり、そしてこのブログも終了するのです。
と言いつつも、希望をつなぐためにブログの移行をして、日記の記録と発信を継続するかもしれません。その場合は、やはりアメーバ・ブログかな。少し考えさせてください。
不安すぎて、悲しくて辛いです。今夜は眠ることができるのでしょうか。私の「希望の轍」は、もはや風前の灯火となりました。
 
こんな折も折、希望の轍という曲が収録されているDVDが届きました。とても楽しみにしていたのですが、視聴しようという気力が無くなりました。でも、この土日に聴いてみるつもりです。少しでも元気が出ればいいのですが。