マリカル・ジャム・セッション、すご〜く久しぶりに行きました。次回はいつ行けるのか分かりませんが、平日の火曜日という条件だと日常的にはほぼ行けませんから、今回のように平日火曜日が祝日という幸運があったことに、まずは感謝しなくてはなりませんね。
このチャンスを逃す手はなく、しかもホストの金坂さんから直々のお誘いもあったので、もちろん行ってきました。
いつも思うのですが、瑞庵2というお店に入る時には、意外と勇気と勢いが必要です。もちろん、これは私の主観ですから、他の人もみんながそうというわけではありませんので悪しからず。遅れずに早く行けばいいだけのことで、つまり、私が悪いんです。
ところが、今回は大事件があり、その最初の関門は易々と突破できてしまいました。私が早めにお店に着いたら、そこにはホストの金坂さんとベースの佐久間さんしかいなくて、お店の鍵はかかったままでした。
なんと!店長の瑞庵ママが、今日のセッションのことを忘れていて、店を開けていなかったのです。いや〜大物ですな。親しみがわきます。
セッションが始まってみると、とてもいい雰囲気でしたよ。珍しく客が入っているとのことでしたが、祝日というラッキーを見事に活かしたということですから、たいしたもんです。千客万来はいいことです。
肩の力が抜けているセッションは、とてもいいものです。選曲も聞き慣れたスタンダード中心でとてもよく、至高の時間を過ごすことができました。ありがとうございました。


ホストバンドの演奏はドラムレスだったのですが、むしろドラムが入っている時よりもベースの佐久間さんの良さが際立っていて、とても良かったです。
ドラムを抑制した状態で演奏するには高度な技術が必要であり、それは私自身の課題でもあるのです。今後は、私自身のそういった課題を少しでも解消させていきたいので、ドラムとしてセッションに参加する機会を増やそうと考えています。ドラムがうるさく聞こえると、例えどんなに上手な人が演奏していたとしても聞き苦しいものですからね。私のドラミングのことなので、誤解しないでくださいね。
神保彰やスティーブガットのジャススタンダード・ドラムの素晴らしさとは、ハイテクニックなのにそれを感じさせないところなのです。うまいけど、なんだかガチャガチャしてるとい感じさせるドラム演奏は、ジャムセッションには馴染まないということを再認識しました。


この画像は、お店が開店するのを待つ人々、というか、まだ店が開店していないのに待っているお人よしの人たちという感じです。


今回は早めに行ったためか、いい場所をゲットできました。瑞庵2に行く時にはいつもここに座りたいと思っているのに、いつも誰かがいるんです。私はとことん、狭くて押し込まれたような場所が好きなんだなあ。
この画像は、その座席から鏡で映されるステージの様子です。久しぶりにこの席に座ることかできて、嬉しかったです。
先ほどのバンド全体の画像も、この特等席から撮影しました。


金坂さんの演奏は、とてもよかったです。聴き慣れているというか、すごく久しぶりなのに最初から馴染んでいるという感じかな。
今後、再び金坂さんともユニットを組んで演奏することになりそうなので、乞うご期待です。
私自身の演奏についてのレビューがないというご指摘を受けそうなので、本音を書きますね。
このところのブログでも正直に書いているように、私自身の演奏はひどい状態です。金坂さんは私の過去の演奏をよく知ってくださっている方ですから、彼は優しいのではっきりとは言いませんが、久しぶりに聴いたまんぼうのピアノ演奏はやばたんだと思ったに違いありません。
今日の演奏を通して、さすがの私もこのままではいかんと再認識しましたので、また日々のトレーニングを頑張るつもりです。
私はまだ、伝説の名プレーヤーにはなりたくないのです。
※ この書き込み文は、夕方に瑞庵2に向かう直前から作り始め、下書きの仮保存を続けながら追記をしていたら、久しぶりに帰宅前にバスの中で作成が終わりました。なんだかその日のうちに投稿できるって、気持ちがいいなあ。でもこういう時は、後で修正が入る可能性があることもご承知おきください。