すごく久しぶりに、土夜セッションに行ってきました。親の世話のために実家に行った後に、ベースを持って行ってきました。
私は夏から強い薬を飲むようになり、それが原因かは不明ですが、なぜか指先の皮膚が弱くなり、演奏を少しするだけで激しい痛みを感じるようになりました。その後は、ベースを演奏する際には指サックをして対応していました。
この土夜セッションは、以前にホストだった期間が長かったのですが、仕事が忙しくなったことやコロナ禍などのその他の理由もあり、足が遠のいていました。
それでも、感謝の気持ちを大切にして、しばらくは行ける時には客として、売り上げ貢献のために参加していました。しかし、昨年の夏頃からは体調が悪化したこともあって、パタリと行かなくなっていました。 

行きたい気持ちは強いのですが、いろいろと体も言うことを聞かなくなってきたし、親の介護問題もあり、休養させていただきました。
さて、フレットレスベースを持参して参加した今回のセッション、私自身の演奏は恥ずかしいものになりました。ただ、強い薬をやめてから1か月というこの節目で、自分の指がどの位復活しているか、確かめてみたかったということもあります。それで、ベース持参となったわけです。
さて、遅れての到着だったため、客席でチューニングをしてから突然本番の演奏となりました。当然音は出せませんから、メーターを見ての調整となります。そして・・・やってしまいました。
何を血迷ったのか、1本の弦のチューニングだけが半音ずれていたのです。メーターだけを頼ると、こういうアホなミスもあるのでしょうか。いや、私の頭がおかしいだけかもしれません。これは致命的なミスです。シンプルなキーの曲なら、頭の中で修正して演奏もできそうですが、今回オーダーが入った曲は、2曲ともA♭という難しいキーの曲でした。全部の弦が半音ずつずれているならばトランスポーズやカポと同じですが、今回は2弦だけが半音高くチューニングしてしまうという、超アホすぎるミスをしました。こんなことは初めてです。というか、最後は自分の耳が大切だよということですね。今回、演奏の直前に自分のチューニングミスに気が付いて、慌てて調整していたら、突然セッション曲が始まってしまい、チーンという感じでした。
最初は演奏にも参加できずに、どうしよう!と焦っていました。もうフレットレスベースだから音を探しながら演奏すればいいや!と開き直り、そのずれている1本の弦を極力使わずに演奏して、何とか乗り越えました。最近の私のベース演奏の中では、今回の演奏は劇的に下手だったはずですよ。
演奏後は、もう今後はベース演奏もいいかなと思う位、トラウマになってしまいました。上手なベースさんがいてくれたので、その方に全てお任せすればよかったです。また、ホストバンドの佐久間さんの演奏も大好きです。私は、今後は土夜ジャムセッションでのベース演奏を引退します。生井さんの演奏を聴きに、土夜セッションに行くことにします。

