仕事の音楽活動なので詳細は書けませんが、この団体への私の参加は、私の役職定年と共に終了する可能性が高いです。寂しい気もしますが、仕方のないことです。

4月から自分がどんな仕事をするのか、よくわかってないのですが、おそらく今の職種とは変わってしまうはずなので、このまま仕事としての音楽活動を続けることは難しいです。3月の中旬頃まで、私の次の仕事は決まらないだろうと覚悟していますが。それも辛いことだなあ。
還暦になって定年延長となり、仕事を続けるためにはこんな嫌な思いをしなくてはならないなんて、なんだか悲しいです。現代版の残酷物語ですね。システムがシンプルじゃないんです。
さて、今回の演奏会では、フレットレス・ベースを使いました。陽ちゃんのカホン系パーカッションと、かっちゃんのギターとのコラボは、なかなかよい感じです。お二人のご了解を得たので、まんぼうズ系のユニットとして、この3人のバンドを登録することにしました。改訂版のバンド紹介一覧をもうすぐアップするので、お楽しみに。いつになることやら、ですが…
※ 画像の後にも文章があります。
 

かっちゃんと陽ちゃん。なかなかいい演奏をするんですよ。


修理して使うと宣言していたミニギターアンプほ、結局いろいろとやりましたが状況改善せずに使用を諦めました。そこで、他のアンプを持参しました。
セッティングをしていて気がついたのですが、かっちゃんのギターにはピエゾのピックアップがついていますが、貼り付けタイプのため、微弱な振動を拾って音に変換するというプロセスが必要となります。
つまり、PA的感覚からすれば、コントロールが難しいということです。ゲインをあげて音量を大きくすればハウリング、それを避ければ音が聞こえない、というのがピエゾ集音の特徴なのです。
今回、ロビー演奏においては新しく購入したデジタルミキサーを介してアンプから音を出したのですが、それがプリアンプ的な大活躍をしていることがわかって、買ってよかったと思いました。ピエゾのピックアップには、デジタルミキサーがぴったりですよ。
どういうことかというと、微弱な音圧を電気信号に変換して、音に変えるというすごい作業を、プリアンプが引き受けてくれるのです。しかも、デジタル式なら、ほぼノイズレスの音環境を手に入れることもできます。今回、デジタルミキサーを実際のライブ演奏で使うことができ、その有用性がよくわかりました。
実は、先週に行われたミューズイベントでも、複数のキーボードの音を集めるためにこのミキサーを使いました。使い勝手はよかったのですが、このデジタルミキサーのアウトをキーボードアンプにつないで、そのアンプの出力からPAに接続するという謎の配線だったので、良さが伝わりませんでした。
今回は、ロビー演奏の際にベースとギターをこのミキサーを通してひとつのアンプから音を出すという荒技を使ったのですが、見事な音色でした。いつものアナログミキサーで同じことをしようとしたら、調整が難しかったはずです。音が割れる、割れないようにゲインを調節するとノイズだらけになる、というようなありがちな不快な現象もなく、とても安定していました。

これは、会場で使われていたグランドピアノの画像。なかなかいい音を出していました。いつかは、音楽ホールを借り、こんなゴージャスなピアノで私ならではのアホなジャズ演奏もしてみたいものです。
客席を埋めることができないので、夢のまた夢にすぎませんが。
 
すごく久しぶりに、この音楽団体のウチアゲにも参加しました。巨大パエリアが、なかなか美味しかったです。いつもは、必ず別の仕事の飲み会と重なるため、特に管理職になってからの10年間は、途中でコロナ禍もあって、ウチアゲにはずっと参加していませんでした。10年ぶりのこの感覚、来年はもう味わえません。
管理職になってからの参加だと、何だかつまらないものですね。仕事ですから仕方がないのかもしれませんが、複雑な心境です。