特別な日、というほどのことでもないが、5年前の1月15日、国内で初めてのコロナ感染者が出た日だった。その後、国内は騒然とした雰囲気になり、音楽を聴くことも演奏することもできなくなっていったが、1月下旬には青木君と東京で待ち合わせて、飲み会も兼ねて、外国人ミュージシャンの演奏をライブハウスに聴きに行った。

この思い出は、まんぼう掲示板でも書いたが、その後、事態は坂道を転げ落ちるようにますます悪化して、3月からは全てがストップした。
私の音楽活動は、当時はここで全てが終わったような気になったものだった。実際、何もしなくなった、というか、できなくなった。音楽=悪、のような雰囲気が悲しかった。
5年が過ぎた今、以前ほどではないが、ありがたいことに、私は再び音楽に関わる趣味や仕事ができている。昔の自分の姿に完全に戻すというよりも、新しいスタンダードのスタイルを構築していけたらいいと考えている。老化も病気も、私にとってはそれが「自然体」なのである。できる範囲で精一杯頑張っていくしかない。
 

今度は、別の金魚が不調に陥っている。冬眠ではなく、呼吸もせずに水槽の床に腹を付けている。無防備にもほどがある、という感じかな。

コロナ禍の最中に飼い始めたこの金魚達、とてもよくがんばっている。私は、彼らから生きる勇気をもらっている。死なないでほしい。画像では、もう1匹がちょっかいを出そうとしているように見えるが、単に2匹とも沈下してきたということ。寒いから冬眠、ではないようだ。


忙しくて、月例の水替えを行っていなかった。やっと取り組めそうな状況になった。金魚たちよ、ごめんなさい。