締め切りが全く無いというわけではありませんが、まだまだかなりの余裕があって、ゆっくり作業ができることはありがたいことです。期限がかなり先だからと油断していると、あっという間にそれが近づいてきますが、やり遂げなくても特に問題がないのでプレッシャーはさほど無いかな。そこが仕事と違うところで、やはり趣味の世界を持つことは大切なことですね。

このところは、1月に本番があるピアノの演奏を何とかやりとげたいと何度も練習しているのですが、昔と違って、譜面通りにやろうとすると、なかなかうまくいきません。
それならば、コード表を見ながら自分流に演奏しようとしても、最近は運指がうまくいかずに満足のいく演奏ができません。
いわゆる技術的な面は、去年の夏に体調を崩してから確実に劣化しているし、極端な物言いをするとすれば、コロナ禍前と後で比べれば私の演奏レベルは超減退、退化しました。
こんな実態を打破しようと(言うほどのことではないかもしれませんが)、今後はミニ鍵盤のキーボードを演奏したらいいんじゃないかと、アホなことを思いつきました。
私が今後キーボードを演奏するときには、ミニ鍵盤を使えば余裕で高度な演奏ができるかなと(ずるいことを)考えています笑
※画像の後にも文章があります。
 
とりあえず、手持ちのミニ鍵盤キーボードを並べてみました。配線もせず電源も入れず、ただ置いただけです。右上のキーボードは、とりあえずリズムマシン代わりに置いてあり、ここにはリフェイスがもう1台配置される予定です。
音色のメモリーが難しいため、これだけ複数の機材を同時にセットすることになります。そうなると、ミキサーが必要になります。
 
まず、ミュージアムを発掘して発見したのが、マッキー製のミキサーです。私が20歳のときに、新星堂という楽器屋で懐かしの店長Nさんから勧められて購入しました。様々な場面でかなり役に立ち、20歳代のライブ演奏では、複数台のキーボードの音をまとめてL-Rで出力するという方法を極めることができました。キャノンアウトも付いていたのです。
その後使う場面は激減し、今回は超久しぶりに登場。電源は無事に入ったのですが、動作チェックをしてみると、様々なエラーがありました。ゲインを回せばノイズがでるし、ステレオ接続しても左右の音量差が激しい、突然音が大きくなったりブチブチ鳴ったりするという有様でしたので、今回は使用をあきらめました。本気で今後も使うつもりならば、接点潤滑剤を使うなどの方法で復活を図るという方法もあるでしょう。今のまま売ろうとしても売れないでしょうが、とりあえず今後時間があるときに手入れをして、再び動作チェックをします。説明書とケースも残っているので、完動品となれば、外見のクリーニングもすればそれなりの値段で売れるかもしれません。または、ほしい方がいたら差し上げます。
 
説明書とケースがあるというのが、とてもいいんです。Y社製のごついミキサーを買おうとお店に行ったら、マルチ・キーボードを中心に使うなら絶対にこれの方がいい、このままコンパクトなPAミキサーとしても使える位の高性能機種だと、Nさんから言われたのです。マッキーという会社名も、当時は知らなくて初めて教えてもらいました。
今回修理や調整をして使えるようにしてもよかったのですが、ミニ鍵盤キーボードと共にセットする際に、差込口の配置上の問題があってうまくいかなかったので、使用を諦めました。あとは、一刻も早く音を出したかったので、他のミキサーを探すことにしました。


次にミュージアムから発掘したのが、このミキサー。前に電源が不安な機材だと紹介たことがあったかも。見つけることができてよかったです。
キャノンアウトではないのが残念ですが、その分マッキーよりもかなりコンパクトで、キーボードの下に収めるのにも好都合です。

配線をするとこんな感じです。一番下に見えるミニキーボードは、ヤマハのA50ですが、今回のセットには含まれていません。たまたま映っているということです。
このTAPCOのミキサーの動作チェックをしたら、1CHと2CHが故障していて、音が鳴りませんでした。全く反応しないので、復活は無理そうです。しかし、他のチャンネルは大丈夫だったので、とりあえず接続をして音を出してみることにしました。電源の調子が悪くて、突然切れてはすぐに復活して、ということがありうるので、本番では使えないかな。ブチブチとなったので、使うのをやめた記憶があります。他の手持ちの多チャンネルミキサーは、私の記憶が正しければ巨大なものしかないので、どうしたらいいのかなと。

電源も入れてみました。ミキサー以外は、全て電池駆動です。こまめに消さないとあっというまにエンプティになってしまうので、気を使います。しかし、演奏した感覚はとてもよく、楽しかったです。ショルダー・キーボートもありますが、今回はノーチェックです。計6台のミニ鍵盤キーボードを駆使して、ライブをする日が楽しみです。
このセッティングは、4月29日の「昔ながらのまんぼうイベント」で公に披露する予定です。それまでに、様々な改善を図り、よりよいものにしていきます。仕事が始まればそれどころではなくなりますが、のんびりとセッティングを楽しむつもりです。


先の画像では、そのコンパクトさが判りづらいと思いますので、ピアノやピアノ椅子と一緒に撮影してみました。いつものカシオピュアライブの際のキーボードセッティングよりも、約4分の1以下のスペースで足りてしまいます。