※ この記事は、1月2日に思ったことを手書きのメモ帳にシンプルに残しておき、それを元に拡張して文章化したものです。メモには2つの言葉が残されています。
「締切のないことをのんびりとする幸せ」
「手間のかかることを時間制限なく行う幸せ」
昔、と言っても30年以上前だから大昔かな、その頃の私はPAのボランティアも依頼され、年間かなりの本数をやっていました。自分である程度の機材も買いそろえていて、その時の気持ちを思い出したというか、自身のノウハウを活かして何とかしたいなと思うきっかけが最近ありました。
12月の、萬歌団とカシオピュアライブの際に、萬歌団が歌っている際には私は客席にいたもんですから、ボーカルだけでも手元で調節できるようにしたいなあとモヤモヤしていたのです。未由子さんやテルさんが歌う時も、同様にミキサーの調整をしたかったです。
4月29日の「昔ながらなまんぼうイベント」においても、多くのボーカリストさんたちが登場してくれるはずなので、完璧なPAバランスを目指したいところです。
それで引っ張り出したガラクタが、ラックマウントタイプのコンパクトミキサーと、コンプレッサー&リミッターと、ハウリング防止用のイコライザーです。ラックに組むところから、スタートです。
私がやろうとしていることは、今の時代、パソコンのソフトやアプリを使えばワンタッチでできるようなことです。時間の無駄と言われそうですが、それがいいんです。

この画像、たまたまパソコン上のアプリ画面みたいに撮影されちゃいましたが、実物です。ここにマイク4本を入力して、様々な調整をすることができます。加工ではなく、あくまでも音を整えるためのセットです。

配線用のケーブルも、短いモノを発掘しました。昔使っていて捨ててないんだからどこかにはあります。探すのに手間がかかりましたが。
つないでみると、ものすごいノイズが入り、使い物になりません。どの機材にエラーがあるのかを調べるために、ケーブルを抜き差しして、時にはショートカットもして、様々な要因を想定しながら調査をしました。他の条件は同じにして、調査したい部分だけを地道に交換するという作業を何度も繰り返しました。
昔はこういうことよくやったよなぁ、等と、ちょっとおセンチな気持ちにもなりました。

その結果、このラックマウント型ミキサーが壊れていることが判明しました。本体から強烈なノイズが出ていて、使うチャンネルに関係はありませんでした。残念ながら、この機材は処分するしかなさそうです。

その結果、このラックマウント型ミキサーが壊れていることが判明しました。本体から強烈なノイズが出ていて、使うチャンネルに関係はありませんでした。残念ながら、この機材は処分するしかなさそうです。
ハードオフに「不調のジャンク品です」と正直に言って、10円でもいいから売っちまうかな。それとも、単純に不燃ごみで捨てるかというところです。私の青春を彩った機材が、また一つ消えていきます。