川戸公民館の演奏、事前には不安がいっぱいでしたが、何とか無事に終わりました。心配だらけのライブだったのに、信頼できる仲間に支えられて、何とかやり遂げることができました。

記念すべき10回目の開催となったこのライブには、68人ものお客さんが来てくださり、決して広くない部屋は久しぶりに超満席になりました。お客様が皆さんあたたかくて、心から応援してくださっていることが伝わってきたので、心も体も弱っている今の私にとっては癒しの時間になりました。継続するということは大切なことであることを、再認識しました。
やっと抽選に当たったよ〜と嬉しそうに声をかけてくれた方もいたし、ライブ中にお客さんに確認したところ、10回中9回来てくださっているという方もいて、その方もコロナ禍で一度抽選で落ちたからの皆勤にならなかったということなので、筋金入りのリピーター様でした。ありがたいことです。
ところで、今回は10年目で初めて、ボーカルが参加するライブとなりました。未由子さんのボーカルは大好評で、とてもよい結果となりました。ライブ後に館長さんから、来年もお願いしたいとのオファーをすでにいただきました。このメンバーで演奏できたら、とても幸せです。もし可能なら、三橋さんにベースとして参加していただき、私はサックス演奏にチャレンジしたいです。三橋さんのこと、覚えていますか。雄二さんと未由子さんのご友人で、ベルガモットのライブをクリッパーで演奏した際にサポートしていただいた方です。このブログの記事でも紹介したことのある、お人柄も素晴らしい方です。8人編成のバンドになってしまいますが、11年目からはそれでもいいのかなと。
なぜそう思うのかというと、観客の中にはトランペット演奏とサックス演奏のコラボレーションに期待している方が一定数いるということがひしひしと伝わってくるからです。まさに、花見川団地演奏のときと同じ現象です。今回、もちろんそういった反応も予想していて、何曲か私がサックスを演奏するつもりでした。しかし、おそらく薬の副作用で歯茎がぐにゃぐにゃ、歯がぐらぐらという状況で、演奏しようとすると鋭い痛みがあり、練習の段階から演奏を断念しました。でも、たけちゃんは、ベースを演奏しなくて済み、ほっとしていたようです笑。いつまでも亡霊のようなサックス奏者の存在に振り回されることのないよう、手術が成功していろいろと体調が復活してきたら、私も真剣にサックスの練習を頑張ります。
私のベース演奏は、自分の感覚としては今回はひどいものでした。これも多分薬の副作用で、指の皮がふにゃふにゃ&ボロボロになっているので、なんだかなあという感じでした。右手の指2本にはサックをつけましたが、今回は運指をする左手もピンチ。長年の演奏経験の結果、私の左手の指の先はかなり固くなっていたんですよ。それなのにふにゃってなってしまい、痛みもあるので手袋でもしなければまともな演奏ができないなということを実感しました。成澤さんを思い出しました。
何もかもが劣化している私を、バンドメンバーはまさに献身的に支えてくれました。私自身の演奏はいろいろとうまくいきませんでしたが、バンド全体としてはまとまりがあったと感じています。私の演奏も、不調なりに何とか帳尻を合わせるために頑張りました。演奏中に客さんが一緒に歌ってくれたり、あたたかい声援や手拍子をくれたりすることも、私達にとってはありがたいことでした。素晴らしい機会に、感謝しかありません。
※画像の後にも文章があります。
 

心優しい皆さんと、記念撮影です。みんな、本当にありがとう。


こちら、ライブの中で紹介するはずが忘れてしまいました。川戸公民館のバルーンサークルの方が、私達の演奏のために作ってくださったのだそうです。ライブ会場にも来ていたそうなので、言い忘れてしまったことを反省しています。


いつもの蕎麦屋さん。毎年の恒例となりました。店長のおじさんもお元気でしたが、急にお歳を召した印象です。去年は、1年ぶりの再開でも覚えてくれていましたが、今年は覚えていないようでした。去年までは、行くと私のことを「おにいちゃん」と言ってくれていたのに、私がお久しぶりですと言っても、は?という感じ。仕方ないですね。私達だって歳を重ねています。

昨日に大量の荷物を運び込んだのに、当日もこんな感じです。今の私は、これが苦痛になってきています。
 

嬉しいニュースもありました。今日の出掛けに水槽を見たら、優しいハートくんが、この組み合わせにしてから初めて仲間を心配して(いるように見えた)くれていたのです。左の金魚はもうあまり動かなくて、命が危ないのですが、私が入院する前にお亡くなりになってほしくないし、退院後に戻ったときにはむしろ元気になって泳ぎまくっていてほしいです。ハートくん、頑張って励ましてくれい。