(注)この記事は、14日の夜に書き始めて翌日に投稿するつもりだった内容を21日付で投稿したものです。21日は、体調が悪くて新しい記事が書けませんでした。
最近のNH◯テレビ、音楽番組を頑張っている。77歳の寺尾聡が、自らの音楽活動の集大成と銘打って出演していた番組を視聴してそう思ったし、個人的にも様々な元気をもらった。心配になるのは、以前にN◯Kで坂本龍一の最後のステージという特集をやった際も、ほどなくして彼が実際にお亡くなりになったことだ。寺尾聡は大丈夫なのか、まだまだ頑張るのか、どうなのだろうか。◯HKが、遺言のような番組を作っているとは思いたくはないが、最近は、高齢のビッグネームのアーティストを取り上げる機会が増えているので、いろいろと心配にもなる。
私としては、今回の放送に触れて、77歳になったら自分の集大成ライブをやって、そこで引退することにしたいという目標がほんの少し芽生えてきた。私自身に、病には負けないという、メンタルの強さがほしい。
※ 画像の後にも文章があります。

こういったライブの雰囲気には、率直にあこがれを抱きます。77歳の私、実現できているかな。

ルビーの指輪も、ハバナ・エクスプレスも、私はコピーをして何度も演奏したことがあります。

人生の集大成ライブ、だなんてカッコいいです。ステージ照明も、大切なんですね。スタジオまんぼうホールの建設の際には、照明もしっかりと考えたいものです。実現できれば、ですが。

今剛さんのペダルスティールギター、カッコいいですね。昔に長らく演奏をご一緒させていただいていた、プロ中のプロ、トム武井さんを思い出します。私も演奏してみたい楽器のひとつだったので、機会があれば改めてチャレンジしたいです。

大昔からの、不動のバックメンバーということ、それが憧れです。いろいろな出来事もあったはずなのに、ずっと続いているというのがいいことですね。寺尾も、この4人には長年にわたりお金を払って雇っていることを明言していますが、それだけではない、人と人の関わりという点でもきっとうまくいっているから、長く続いているのでしょう。今剛さんは、昔、松原正樹さんとツインギターでレコーディング等に参加している時期があり、私も若気の至りで直接お話をさせていただいたことがあります。考え方がおもしろい人で、とても勉強になりました。

客席の感じ、こんな雰囲気はまさに私の理想です。テレビ番組で、セットとしてこのようなことを実現できるわけですから、すごいことだと感じています。お店風ですが、収録スタジオに一時的に作られた場所なのです。

欧米の音楽番組のセットのようで、とてもいいです。憧れます。スタジオまんぼうホールは、こんな感じにしたいです。昔に、デイビット・サンボーンがテレビ番組で演奏しているVTRを視聴して、こんなステージが最高だと憧れた若い頃の記憶が蘇ります。

寺尾は、プロたちとの演奏の一方では、気の置けない仲間との音楽活動も重要視しています。そういった感覚が、まさに私と似ているのです。今回の番組で、そういった金銭の関わらない仲間とのライフワークとしての音楽活動を紹介していたことも、好感がもてました。77歳の私が、果たして同じようにできているのかなと。

気の合う仲間と、演奏したい曲を演奏する・・・これから老境に差し掛かる我が身においても、そのような仲間には恵まれていると信じていますので、60歳となったここから17年間の音楽活動において地道な努力を愚直に続けます。寺尾聡さんのように、77歳で集大成のライブができるように、心身の健康に気をつけながら精進していきます。皆様の、変わらぬご理解とご支援のほど、よろしくお願いいたします。