行く前は気が重かったのですが、退職した大先輩の皆様方との飲み会では、それなりに得るものもありました。
私が還暦になってから複雑な思いでいましたが、70代、80代の年齢の人達がお元気で会に来ていただけたということが、何よりも嬉しかったです。私が今就いている役職と同じお立場だったOBの方が多数集まる「退職〇〇会」という名の飲み会で、今年度いっぱいで役職定年する人物の出席はマストであるようなことになっています。まあ、60年に1度と考えれば、出席してもよいのかもしれません。
私の若い頃のことを知ってくださっている方との久しぶりの再会は、嬉しいものでした。まもなく役職定年になる身として思うことは、私のような者でも大先輩の皆様に育てられかわいがってもらい、今があるのだという感謝です。
ところで、同じテーブルの先輩方の会話の中に、心臓の病についての内容がありました。私が話を振ったわけではなく、皆さんで自然にそのような会話になっていたので、私は思わず聞き耳をたててしまいました。昔は大酒のみだった65歳?位の某先輩が全くお酒を飲まないことから、どうしたんだという話になり、実はね、かくかくしかじか、というようなことから話が進んで心臓病の話になっていました。私の今後の参考とするために、超要約して記録しておきます。
・カテーテル・アブレーション手術を受けた先輩は、意外と多いということ。その大先輩も、都内で手術を受けていた。
・先輩たちは、いずれも2週間程度の病気休暇を取り、入院していたこと。
・一昨年に63歳でご逝去という訃報が届いたS先輩は、お亡くなりになる2年前に心臓のアブレーション手術を受けていたということ。その後の容体がよくなかったということか。
・ストレスが心臓にはよくないということ。我々の仕事は心的ストレスを受けることが多いので、心臓の病気にかかる割合が高いのではないかと推測される。
・心臓病は、死ぬまでの一生の付き合いになること。
一度かかったら、完治するということはなくてずっと共に進んでいかなくてはならない病気、それが心臓病なのだということを実感しました。いつ発作がおきるのか、ビクビクしながら生きていくことになるのです。その場所は、その時間は、そしてそのときのシチュエーションは、というように、様々なことを気にしながら生きていかなくてはならなのです。
アブレーション手術を受けたからといって、全てが元通りになるわけではなく、とりあえず薬に頼らずに生存していけるのかということです。手術を受ければ、その手術が成功すればバラ色の人生が待ち受けているというような幻想を抱いていた自分を、恥じ入る気持ちです。
この現実を受け止めつつも、副作用が強い薬をこのまま20年近くも飲み続けることは避けたいので、とりあえずはアブレーション手術を受けるつもりです。最初の1回で成功しなくても、2~3度手術を受ければ快方に向かうという話も聞いたことがあります。前向きな気持ちを失うことなく、未来に向かって希望の轍を歩み続けるつもりです。
この現実を受け止めつつも、副作用が強い薬をこのまま20年近くも飲み続けることは避けたいので、とりあえずはアブレーション手術を受けるつもりです。最初の1回で成功しなくても、2~3度手術を受ければ快方に向かうという話も聞いたことがあります。前向きな気持ちを失うことなく、未来に向かって希望の轍を歩み続けるつもりです。

おにぎり三兄弟?光輝いていますね。本分とは全く関係がありません。