楽器の話です。タイトルで驚かせてしまいすみません。スタジオまんぼうbaseでカシオプアの練習をする際に、竹内さんが使っているフルアコギター、本格的に修理することにしました。

ジャックが不調で、演奏中もブチブチパチンと音が出て危険なので、これはさすがに放置できません。あとは全体調整と弦の交換をお願いしました。戻ってきた後は、竹内さんが演奏に来てくださる際に、パーフェクトな状態でお貸しできるはずです。
ちなみに、今回修理に持ち込んだのは、尊敬する齊藤Gさんのお店です。その「ルイジアナ・ギター」が西千葉にあった頃には、何度か修理や調整をお願いしていました。楽器やアンプの購入もしました。今回やっとご縁が復活して、こうして再び依頼ができたことは幸せです。
コロナ禍中には、K楽器のKさんのご紹介で、木更津在住のギター&ベースのリペアマンに何竿か発掘した楽器を調整に出しました。また、S楽器のHさんも古い付き合いなので、同じように修理と調整を頼んだことがあります。Hさんは、優れたベースマンでもあります。
ちなみに、今回このフルアコギターを手にした齊藤さんは、すごく価値のあるギターだと言ってくれました。10年以上前ですが10万円で買いたいという人がいました、と言ったら、今じゃ10万どころかもっと高くても買うと言う人がいるかもしれません、今はこのタイプのギターは無いので、と言っていました。ネット等で売りに出してオークションにならば、天井知らずになる可能性もありそうです。
実は、昔に10万で買いたいと言ってくださったのは、齊藤さんご自身だったのですが、そのことは言わないでおきました。懐かしいです。
いろいろと修理にもお金がかかりそうですが、それをやるだけの価値はある楽器だと言ってくださったので、とても嬉しかったです。
もう1竿出したのは、ミュージックマンのサブ・ベースです。
弦高調整と全体調整、そしてやはり弦の張替えも依頼しました。弦は、自分で買って持ち込んでくれてもいいと言ってくださったので、良心的だと感じました。
結局お店としても、弦の仕入れは、例えばSハウスで購入してそれに2~3割上乗せしてということになるので、お客さんがSハウスで買って届けてくれたらそれでもいいとのこと。いい人です。今、ギター弦やベース弦も著しく値上げされているので、気を使ってくださったようです。
私は、支払額が高くなってもいいから手間を簡略化したいと考えたので、齊藤さんに弦の購入もお願いしました。
今回のギターとベースが元気になって戻ってきたら、次はミュージックマンのスティングレイの全体調整をお願いするつもりです。
私の楽器たちは、いいドクターに恵まれて幸せですね。うらやましいです。
 
製品名はヘッドに書いてありましたが、型番は初めて知りました。
Orville by Gibson ES-175(#G311259)
こう書いてみると、なんだかかっこいい。価値があるのかもしれないと、やっと実感がわいてきました。


ケースに入っていないまま修理に出すと、傷がついても保証してくれないそうなので、あわててミュージアムからケースを発掘しました。大きめのケースを見つけましたが、どっちかわからなかったので、両方持参してみました。結局どちらだったっけかな?
ケースもあったので、竹内さん、今度ライブで使ってみませんか。持ち去られないように気をつけなくてはなりませんが。