今日の昼間は、高校生のすばらしい吹奏楽演奏に触れることができて、とても嬉しかった。今回、私の仕事のために力を尽くしてくれた、かわいい後輩でもあり旧知の音楽仲間でもある畑潤さんには、心から感謝している。必ず、何らかのカタチでこの恩返しはする。
夜は、実家で再び父の狂気と対応することになり、苦労した。本来なら妹が実家に行く当番の日だが、仕事の都合でどうしても行けないとのことだったので急遽駆けつけたが、私は夜の薬も飲まずに父の虚言に長時間対応したため、かなり胸が動悸して、しかも水分も取れずにいたので、私自身の体調は悪化したと思う。両親の前で倒れるわけにはいかないので、何とか持ち堪えたが、下手すれば救急車騒ぎになったかもしれない。
身内の恥を晒すのが悲しすぎて具体的な内容は明らかにできないが、父の言動は明らかに狂っている。
私が帰宅した後に妹から、父が寝室で倒れてしまい起き上がれないようなので、至急救助に行ってほしいとの連絡が入った。妻とも連絡を取り合い、時間は遅くなったが2人で急いでかけつけたのだが、父は既に起き上がっていて、到着した私達夫婦にも意味不明なことを言い続けた。
妄想と思い込みによる意味不明な難癖をつけて母を責めるので、早く対応しないといけないことはわかった。今後は各方面に連絡をして、動き始めることにする。私の造語だが、まさに「介護ネグレクト」である。私達親族が完全に両親に傍に付いていられない以上、母を急いで父から引きはがして、一時預かりでもいいのでどこかに預けなくてはならない。今週の月曜日から父が急におかしくなった。というか、以前から感じている憂慮すべき状況が更にひどくなったということだ。
父は、母に他の男がいると思い込み、引き留めるつもりはない、出て行っても構わない、私は一人で勝手気ままに生きていく、離婚をする、等と言いたい放題だ。それを聞いている母は、言葉は発することができないものの、大きく目を開いて、手を横に振っていた。一生懸命に他に男などいないということをアピールしているように見えた。
家族が不在の際には、父が母を世話してくれないと母は生きていけない。私や家族が身動きが取れない際に、母が弱って命を落とすというようなことでもあれば、ずっと後悔して生きていくことになるだろう。母は、自分では生命維持に関する行為が何もできないのである。しかし、父はそんな母にも「ボケたふりをしやがって」と悪態をつき、さんざん世話になっているはずの私の妻に対しても「おまえは自分の行ったことに責任を取るのか」等と暴言を吐き、私が「私の妻に対してその態度はおかしいのではないか、そんな父はあなたらしくない、昔に戻ってほしい」と言うと、「何を生意気な!」と拳を振り上げて殴りかかろうとする。しかし、私に簡単に組み止められてしまい殴れないので、悔しい表情を浮かべて、悪態をつきながら自分の部屋に引っ込んでしまった。その後は母を励まし慰めながら就寝させて、我々夫婦も疲れ果ててやっと自宅に帰ることになる。
そして、父は恐らく翌日には忘れてしまうのだ。忘れるから、父は何度も同じことを繰り返す。まるで、質の悪いループ・ミュージックのようである。週に何度もこんなことが続けば、世話をする我々も疲弊してしまう。

帰り道の買い物。こんなものばかり食べていて、私自身の体調悪化も深刻だが、とにかく何かお腹に入れて、薬を飲まないといけない。最近は特に、お菓子が夕飯代わりとなる日も多い。これはこれで、総菜や弁当が夕飯の生活と、そんなには変わらないのかもしれない。
ミルクラーメンがカップ麺で出たとは、驚きである。食べてみたくなり、つい買ってしまった。