
昨年は台風接近中の雨予報のため早々に中止となった弦まつり、今年は、無事に実施されました。昨夜と今朝は雨が降っていましたが、その後の天気予報がよかったことと、雨雲レーダーを見ても8時半頃からは全く雨の降る気配がなかったので、実施は妥当な判断でした。
出演「花咲薬局オールスターズ」
イベント名:成田弦まつり
場所:成田参道花﨑町特設ステージ
日時:令和6年10月20日(日)午前9時40分頃〜
ステージ上を覆っていた雨対策用のブルーシートがなかなか撤去されず、主催者が動くまで勝手に取ることができなかったためセッティングの開始が遅れました。そのため、実質の演奏開始は55分頃からとなりました。やむを得ず、演奏曲を1曲カットしました。
例年のことですが、特に今年は強風がひどすぎて、様々なアクシデントがありました。我々の演奏する時間帯は毎回強風なので、根本的な対策が必要なのではないでしょうか。この会場は、たまたま風を遮るものが敷地外にない場所ということ、スポンサーの名前を貼ってあるステージ後方の幕が風に煽られると楽器などを破壊する凶器のようになり得るということ、主催者はこれらの現実を理解して、対応するべきです。ちょうど風が吹きやすい時間帯であることも予想されますが、結局は毎回同じことが起こるのですから、こちらが予測して準備をして行っても、それ以上のトラブルが起こればどうしようもありません。あの場所は、きっと10時頃が一番風が強いのです。毎回、同じ方向に強風が吹いています。そして、毎回、広報の幕が飛ばされています。次の弦まつりが1年後なので、主催者も忘れてしまうのでしょう。
来年も同じことが起これば大問題であるということは、ここではっきりと書いておきたいと思います。今年も、暴風で私が使用している譜面台が突然倒れ、ほんの少しの誤差で、置いてあったサックスを直撃する寸前だったことも申し添えます。
〈演奏曲〉
TRAVELERS (T−SQUARE)
MIDSUMMER DRIVIN'(角松敏生)
群青(YOASOBI)
MIDSUMMER DRIVIN'(角松敏生)
群青(YOASOBI)
TWILIGHT IN UPPER WEST(T−SQUARE)
BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY(布袋寅泰)
ASAYAKE(CASIOPEA)
ASAYAKE(CASIOPEA)
※情熱大陸(葉加瀬太郎)は、今回は時間制限の関係て演奏できなかったので、来年に出演した際に改めて演奏します。
〈メンバー〉
ギター:勝明仁、桐生学、住田克也、竹内芳弘、花澤健太郎
ウクレレ:高橋清、まんぼう亭純太郎
ベース:信濃亮
キーボード:高橋裕希、太宰理恵、藪野智久
ドラム:板谷徹(リーダー)
パーカッション:山本陽
アルトサックス:まんぼう亭純之助
<レビュー>
全体的な演奏については、選曲が昨年度と同じだったので、手慣れた感じとなりました。しかも、新しいメンバーも演奏によく馴染んでいました。新曲にこだわらずに、これまでに取り組んできた曲の完成度を高めるという手法により、なかなかよい演奏になったと感じています。パーカッションとウクレレが、とても効果的でした。5人ギターも、圧巻でした。ドラムとベースのコンビネーションもとてもよく、3人キーボード(今後キーボードトライアングルと呼ぶことにしました)のパフォーマンスも、それぞれが持ち場で力を発揮していて、とてもよかったです。裕希さんへ。キーボードトライアングルの画像を添付送信してくださいな。
え?私のサックス演奏ですか?本番に弱かったですね。かなり練習もしてそれなりの手応えもあったはずなのに、残念な結果となりました。ユッコ・ミラー先生の動画も見ながら基礎練習も頑張ったのですが、自己流の練習ではこんなもんなのでしょう。所詮私には、人を感動させることができるサックス演奏などできないんです。
「群青」ではサックスを演奏しませんでしたが、その後に「トワイライト・・・」だったのですが、1曲演奏しないだけで、急に高音が出なくなりました。最も力を入れて練習してきた曲なのに、残念すぎます。今回は、樹脂製のリードを使いました。どうせ音が出ないことがあるなら、普通のリードにしておけばよかったと少し後悔しています。でも、そんなの演奏してみないとわかりませんからね。普通のリードを使って失敗していたら、樹脂製にしておけばよかったと思っていたのかもしれません。
さらに、強風で譜面が落ちそうになった際に、慌ててそれを右手で押さえてしまったら演奏が左手一本になってしまい、重要な箇所でシ♭の音がシ♮になってしまったのも、悲しいことでした。そんな些細なことでも、練習をしていただけに悲しくなってしまいます。
ところで、今回のライブには、出演メンバーの奥様やご主人、お子様も、スタッフとして参加してくださいました。このことは、私の音楽活動に対する理想と希望の現実化です。勝さんのお子さんお二人はクリッパーのライブにも来てくださったことがあり、将来のまんぼうズとして有望だなと嬉しくなりました。お父さんに向かって、ねえ、帰ったらドラムたたいていい?と言っていたのが聞こえて、それもまた超嬉しくなりました。遠慮なくスタジオまんぼうbaseにも来て、フュージョン曲のドラムをたたいてください(将来?笑)。
演奏を始めたら、観客が徐々に増えて、ほどなく満席に近くなりました。ご年配の方が多かったように感じました。私の知人にも広く告知をしましたが、私の知人で観客として来てくださったのは1人だけでした。とてもありがたかったです。所詮は演奏メンバーが自己満足するバンドなので、最終的に身内の集客はどうだってよいのですが、このバンドのアットホームなよさを、もっと多くの人に知ってほしいです。
PA担当の方のスタッフに中高年?の方が一人いたのですが、セッティングのときに裕希さんがカシオペアの某曲をちゃらっと演奏している際に、そのメロディをずっと一緒に口ずさんでいました。それに気づいてしまった私が、カシオペアがお好きなのですかと質問したら、はい、カシオペアもスクエアも大好きですとのストレートな返事が。その後も、裕希さんの演奏に合わせてメロディをずっと歌っていました。様々な場面で実感するのですが、Jフュージョンのファンは、意外と裾野が広いのです。
PA(音響)は残念だったと言わざるを得ませんが、いつも言っているように、我々のようなバンドで完璧なPAができる人などそんなにはいないはずです。特に、モニターのバランスは難しかったことでしょう。というか、何もできなかったはずです。むしろ、当日の本番直前の音チェックだけでこれだけのことをしてくださったのですから、感謝しかありません。ケニーさんなら完璧にできるかな、竹内さんどう思う?
強風過ぎて、マイクが風の音を拾いすぎていたことも興ざめでした。でも、これもPA屋さんのせいではありませんので。
※画像の後にも文章があります。

な・・・なぜ、いきなりのスイーツの写真なのでしょうか。その理由は後程に。まずは演奏中の画像が出ると予想していた方、すみません。例によって、演奏中には演奏中の画像が撮れないので笑、紹介できずにすみません。

恒例となった、演奏後の昼食会の様子です。いやあ、すごく美味しいお店でした。さすが板谷さん!いい店知ってますね。
こちらは若者席?いい感じで食べまくっていましたね。

こちらは中高年席?私も当然こちら側です。我々にしては、よく食べましたよ。最初のスイーツの画像は、私が食後のデザートとして選んだものです。いつもは積極的に甘いものを食べない私ですが、何だか状況に流されて食べてしまいました。すごく美味しかったです。そういえば、昔にも弦まつり後の昼食会で、同じようなことがあったような記憶があります。いつもは甘いものを食べないはずの私が、大量にケーキなどを食べていて、それをブログで紹介していたのです。ひとつ前のまんぼう掲示板時代の、更にその前のブログ時代のことだったかもしれません。弦祭り出演の歴史は長いなあ。
このお店は、野菜中心のメニューが秀逸で、全てのメニューが美味。超久しぶりに食べ過ぎてしまいました。選べない私にとっては、興味をもった料理についてはちょっとずつでも全メニューを食べてみたくなるので、とんでもないことになるということを再認識しました。
板谷さんにすっかりとご馳走になってしまいました。お金を払いたい側の私としては申し訳ない気持ちでいっぱいですが、たまにはこんなことも許されますよね。リーダーの板谷さんとしては、あと3年は弦祭りの出演を続けたいとのことなので、少なくてもあと3回はこのような楽しい会ができるということですね。3回と言わず、延長も大歓迎。是非とも同じメンバーで、花咲薬局オールスターズの演奏を続けていきたいです。

アットホーム・・・まさにその言葉がぴったりの集合写真です。ここに勝さん父子がいてくだされば、更に最高でした。この時間でも、また強風が吹いていたのには驚きました。いつもなら、昼食会が終わる頃には風が止んでいるのですが。

ちなみに、こちらは我々の後に出演をした、新潟から来た三味線グループの演奏の様子。何か気がつきませんか。そうです、後方にあった広告幕が、暴風のためについに飛んでしまったのです。風を遮る建物等が無い場所だという私の主張をご理解いただける画像なので、掲載しました。

これが、吹っ飛んだ広告幕の惨状。お金をいただいているから片付けるわけにもいかず、ステージの横に置いたのだと思います。

今回は、機材の片付けを藪野さんご夫婦と裕希さんが手伝ってくれました。いつもは私一人でやっているので、すごく助かりました。裕希さんは、スタジオまんぼうmuseum(旧スタジオまんぼう)を実際に見るのは初めてとのことで、お~楽器がいっぱいだ!等と感動していました。
ふふふ・・・見たなあ~!見てしまったからには、1月以降に行われる予定の大片づけを手伝いにくるのだぞ。

