スタジオまんぼうmuseum(旧スタジオまんぼう)に用事があって入ったら、玄関の室内灯の点灯管が切れたようで、なかなか蛍光灯がつかないということがあった。夜だったので、とても困った。

更に、奥の部屋に入ってmuseumの室内蛍光灯を点けたら、チラチラとしていた。蛍光灯の寿命を示すサインが出ていて黒ずんでもいる。間も無く交換の次期となるようだ。
時々しか点灯しないのでかなり長持ちしたことになるが、約16年前に今のスタジオまんぼうができた後は、確か一度も蛍光灯を交換していないのではないだろうか。随分と長持ちしたと思われるかもしれないが、蛍光灯はそもそも寿命が意図的に設定されているので(理論的には永久に点灯しつづける、LED照明も同じ)、単に点灯する機会と時間が減ったということだけである。
※画像の後にも文章があります。
 

2種類の点灯管と3個の蛍光灯を買って、5,500円以上。かなり高価で驚いた。昔は蛍光灯なんてすごく安かったのに、時代の変化とはまさにこういうことだ。間もなく製造も終わるようだし、値付けが異常に高くなっているようだ。ホームセンターの同じ場所に売られていた吊り下げ方の室内用LED照明が2,980円だったので、それを買った方が安かったということになる。しかも、LED照明は50,000時間は持つので、今回は特に、20,000時間持つ蛍光灯よりも得だったかもしれない。
 

この照明機器は、私の記憶が確かならば、私が大学時代に一人暮らしをしているときからずっと使い続けているものだ。カバーは割れたため捨ててしまったが、40年以上使い続けていることになる。今回、交換用の蛍光灯と点灯管を買ってしまったので、この世で蛍光灯が発売されなくなってからも、ずっと蛍光灯を使い続けるという珍しい人物になってしまいそうだ。それはそれで、ファンキーなことかもしれない。水銀問題だけは心配だが、カバーもないことだし、楽器などをぶつけて割らないように気をつけていくしかない。
さらば、蛍光灯。しかし、今回購入した新しい蛍光灯は、私の下で今後10年(20,000時間程度)以上は一緒に過ごすことになるだろう。この部屋を借り続ける限り、この世から蛍光灯が消えた後にも私と共に輝き続けるのだ。