秋分の日の振替休業、勇気を出してクリッパーに行ってきました。知らない人ばかりのライブだと心配すぎて、胸痛で突然倒れたらどうするのか、鼻血が出て止まらなくなったらどうするのか、なんてこと考え出すと、どこにも行けません。人に迷惑をかけるのは、私の本意ではないということは、以前の記事にも書きました。
それでも今回は、心強く頑張りました。店長の正垣さんとどうしても話したいことがあったこと、幸恵さんから、「ゆきえとこーし」の告知をしていただいたこと、そして、日頃から私の両親のことで妻に苦労をかけているので、たまには妻を連れ出そうと考えたことです。休日のほとんど、交代あるいは一緒に私の両親の世話や片付けをしているのですが、今回はたまたま想定外の日に妹が来てくれて、夫婦そろって介護から解放されました。ライブが昼の開催だったことも私の背中を押してくれました。かなりギリギリ直前の予約でしたが、満席じゃなくて席があってよかった。
私にとっては、健康面の不安を抱えながら、胸痛の特効薬と箱ティッシュを持参しての観客参加です。それでも、最初は同行を渋っていた妻が行くと言ってくれたので、いざとなれば知らない他人に迷惑をかけなくて済むかなと考えました。自分が演奏するライブなら自分が倒れた後も全ての責任を背負えますが、客として行った場合には、私を知らない人達に迷惑をかけて不快にさせるだけですから、なかなかその気になりません。知り合いが多いライブなら、多少は心配してくれる人もいるかもしれませんが。
肝心のライブの感想ですが、とてもいい雰囲気で、心臓に影響がある爆音がほとんどなく、助かりました。コーシさんの洒落たギター演奏には改めて驚きましたが、このユニットを始める前はロック系の音楽しか演奏したことがなかったとMCで言っていました。なんだか、私の昔の仲間の太田UP君を思い出しました。彼も、若い頃に私と出会う前には、ジャズ系の音楽を演奏したことが全くなかったと言っていました。懐かしいな。
また、同窓生がいて驚きました。最初のバンドのボーカルさんが、私の出身大学と同じ大学の卒業生だったのです。年齢はかなり違いますが笑、何だか嬉しかったですね。MCを聞いて、もしやと思って話しかけたら、ビンゴでした。
また、今回の訪問では、シュウ&マチコさんと相席になり、親しくお話できたことが収穫だったかなと。マンボウのことをやっと覚えていただけたはずです。セッションタイムで、シュウさんのボーカルで枯葉をやりましょうと話していたのに、セッションタイムはありませんでした。確か、クリッパーのサイトにはセッションタイムありと書いてあったような…。
正垣さんに大切な用件を話そうとずっとチャンスを待っていたのですが、他の方との会話が途切れない感じだったので、妻もいたので諦めて帰路に着きました。明るいうちに帰宅できるライブというのも、とてもいいなというのが実感です。
正垣さんとお話できなかったので、また何かのライブに行くことになるのかな。私がもし著しい体調不良になったら、店の外に私を連れ出して、他の方に迷惑をかけないようにすぐに救急車を呼んでくれる方、ご一緒に行ってくださいませんか。行きたくなるようなライブがあればですが。

