年に3回程度、2泊3日の宿泊を伴う出張があります。長年継続して行っているため、自分自身の体調の変化(悪化?)がよくわかるので、最近の異常事態に驚いています。

私は自ら動きたい人で、人に任せて指示を出すだけということができない性格なのですが、いろいろな場面で実感したのは、これほどまで体力が落ちていること、いや、体調が著しく悪化しているということでした。毎年ほぼ同じ業務をしているのだから、変化がわからないわけがありません。あちらこちらを行ったり来たりするので、宿泊の出張中はケータイの万歩計によると1日平均2万歩近くを歩いていることになりますが、それについても疲労感はかなりのものです。体力は著しく低くなっています。通常の階段の上り下りも、厳しいです。
単なる加齢ではないことは容易に想像でき、心臓の調子が悪くなってから、がくっときた感覚です。これは、あまりよくない傾向です。
不思議に思っていることがあります。今年の6月に胸の強い圧迫感(痛みに近い)を感じ始めてから、その直後から体もどんどんと硬くなり、腰も痛くなってきているのです。例えば、椅子に座っていた後に立ち上がろうとすると、腰に違和感がありすぐにまっすぐに立てません。腰や足の関節が痛いので、歩く際もぎくしゃくしてしまいます。車から降りて歩き始めるときにも、何だかおかしなひょこひょこした歩き方になってしまいます。また、筋肉だか脂肪だかはわかりませんが、関節とは違う意味で体のあちらこちらの部分が固くなっている感覚もあります。(※「硬く」と「固く」を、文意に応じて使い分けており、間違いではありません。)
最近は、靴下を履くのにも苦労をするというように、実生活にも大きな悪影響を感じています。他にも、落ちたものをしゃがんで拾うことができない、車の乗り降りで頭をぶつける、重い荷物を持つことができない、あぐらもかけない、椅子の無いところで座ることができない等、老化現象と同じようなことが、この2か月で一気にやって来たという感覚なのです。他にも不自由なことがたくさん出てきました。健康な還暦の人で、ここまで激しく老化しているケースはないはずです。私は今、柔軟体操やスクワット運動を毎日しています。それでも、改善されずに坂道を転げ落ちるようにどんどんと日々悪化しています。私は今後、どうなってしまうのでしょう。
ここで、恐ろしい仮説を立ててみました。不整脈で心臓が停止している時間が多くなると、生きているうちから細かいサイクルで死後硬直が発生しているのではないかということです。この仮説について、私自身の経験をもって検証する価値はあるでしょうか。そこまでではなくても、心臓の悪い人は体が固くなるというようなデータがあるのかどうか、今度ネット等で調べてみようと思います。
 

知人が送ってくれた、満月の写真です。私の出張先は、ちょうど曇りで見ることができませんでした。

朧(おぼろ)月もいいものですね。

私の出張先の早朝5時半頃です。濃霧でした。私の心のようだと感じました。いろいろな霧が私の心を覆っているので、早く晴れてほしいです。