やはり、爆音は心臓に突き刺さる感じでした。一人二人の管楽器の音量ではないですからね。
今回は、2種類のベースを持参してみました。曲によって持ち帰る算段でしたが、そんな余裕のない演奏会であることに、リハを始めてから気がつきました。
演奏はそつなくできたと思うのですが、細かいところは悔いが残ります。これはいつものことなので、あまり考えすぎてストレスにならないようにします。
演奏時間が長時間すぎて、体調はかなり悪くなりました。水分を摂りながら頑張っていましたが、第一部の最後の曲の前に左手の指が攣りました。手首のあたりから筋肉が強張り、人差し指の中指が曲がったまま開かなくなりました。仕方がないので、薬指と小指を使って指板を押さえて演奏しました。うまくいくわけがありません。
第二部が始まったら、今度は右指が攣りました。こんなことは初めてです。仕方ないので、右手の親指で弦を弾きました。うまくいくわけがありません。
演奏しながら、私の未熟さ故に突然ベースの音が抜ける場面があり、これって、私の不整脈と同じだなぁなんて考えてしまいました。
演奏者にも観客にも、知り合いがほとんどいなかったので、気を使うこともなく、それはそれで気楽でよかったです。
その一方では、昔からの知り合いである本間さんが同じバンド内にいるので、私は時々の参加ですが、行くと本間さんがいるということが毎回心強いですね。本間さんとは少しお話をしましたが、私と同じ介護関連の悩みをお持ちのようで、今度ゆっくりとお話をさせていただきたいと思いました。連絡を取り合いたいと考えています。
私は、こちらのビッグバンドには、正式なメンバーとしてではなくて、常にトラ(代役)として参加しています。ドラマやベースで正式なメンバーさんのご都合がつかない時に声がかかります。今後は、本番のトラは厳しいかもしれないと、今回のライブによって実感しました。リハトラなら2時間程度で済みますが、今日の本番は9時から16時過ぎまでの拘束ですから、このことは今の健康状態の私には辛いことかもしれません。
※ 画像の後にも文章があります。

直前リハで、ほとんどの体力を使い果たしてしまい、本番はあまりうまくいきませんでした。ずっと座って演奏していたのですが、本番では何故だかストラップの長さをすごく短くしてしまい、せっかく椅子に座っているのに、太ももの上にベースを置くこともなく、首にベースの重さがモロにかかるということになってしまいました。
画像は、ラストで全員が立って演奏しているところです。

演奏曲がわかるプログラム。これ以外に、アンコールで2曲でした。

愛用の、フェンダージャパンのフラットレス・ベース。今回は高出力のベースアンプを持参して、大きめの音量で演奏しました。

今回は私はドラムではありませんでしたが、前回参加したライブの際のPAさんとは違う人たちで、ドラムのキックもしっかりと拾っていたので、他人事ながら安心しました。
改めて言いますが、ドラムの音をマイクで収音する際に、トップマイク一本だけというのは、バランス的にあり得ないことです。オフマイク(マイクを少し離して全体を拾うマイキング手法)で1本使用というテクニックはあるのですが、前回はそんな感じでもありませんでした。