朝、緊張のため早めに目覚める。昨夜は緊張でなかなか寝付けなかったので、寝不足である。
トイレ、朝食、シャワー等、いつも通りに行うが、便秘気味。薬もいつものように飲んだ。
仕事の緊急メールが昨夜届いていたので、急いで対応する。こんな日に、全くついていない。
7時30分。自宅を出発。ナビの設定に戸惑う。
8時10分頃。T病院に到着。かなり若い頃に来たことがあるが、覚えていないものだな。
初診受付表に記入して、受付箱に出したが、すでに大量に入っていた。
8時30分。受付開始。初診受付は要領のわからない人が多いこともあり、殺気だっていて嫌だな。胸の圧迫感が強くなってきたような気がするが、検査の際にはむしろその方がいいのかもしれないと前向きに考えることにする。
8時45分。初診受付で呼ばれる。
紹介状と保険証と旧診察券を提出。その後再び呼び出されて、受付終了。
8時55分。循環器内科に到着。体温を測って3枚の問診表を書き、血圧計で血圧を計測して記入せよとのこと。
ところが、何度やっても血圧計がエラーとなってしまい、測ることができない。仕方なくそのままE2というエラーコードを書いて受付に提出した。
9時10分。看護師に呼ばれて処置室で血圧測定をした。水銀計の、スコスコプシューという懐かしい血圧計だった。その際に看護師が教えてくれたが、自動の血圧計だと、不正脈が出ているとエラーが出るそうなのて、ちょうど今がそうだったのだろう。
9時15分。待合室で待機開始。
10時45分。やっと私の番号の表示が出て、診察室に。造影剤を入れて行う検査の前段階の諸検査を行うという簡単な説明があっただけで、すぐに検査に進んだ。
10時55分。血液検査。
尿検査もあったが、トイレに行ったばかりなので出ないと言ったら、最後でいいと言われた。トイレに行く前に、受付に尿検査はあるのかと質問したが、わからないようだった。我慢しておけばよかった。
血液検査では、血管がどこにあるのかわからないと看護師が戸惑っていたので、私が先週に針を刺した場所を示してあげたら、ここに針を刺しますね〜と安心して採血をしていた。いつどの病院に行っても、同じことの繰り返し。それにしても、このところ血を抜かれることが多いな。
11時00分。心電図検査。
今日も短時間で終了。検査中に聞こえてくるピッピッという心拍電子音が、完全に不正脈すぎた。これはひどい、と自分でもわかるくらいのひどいリズムだった。これじゃあ、ドラムのリズムもおかしくなるはずだ。
11時05分。エコー検査。
これは、かなり時間をかけてやってくれた。心エコーは初めてですかと訊かれたので、はい、と答えたが、約10年前に経験があったことを思い出した。ま、どうでもいいか。訂正はしなかった。
11時15分。胸部レントゲン検査。
普通に正面から撮影してあっという間に終了。
11時20分。尿検査。
トイレが近くて助かった。
11時25分。再び受付に。診察待ち。
長い時間、再び待つことになる。検査結果が出るまでは、辛抱強く待つしかない。
この時間に、スマホを使って様々な仕事を進めておくつもり。でも、なかなか進まず。
13時10分。まだ呼ばれない。
この時間はさすがに長い。待ち時間に、何度か胸の圧迫感が強くなったので、ニトロを舐めようか悩んだ。医師は苦しくなったら服用してみて、それで収まるかどうかも知りたいから、激痛ではなくても遠慮なく使うようにと言っている。ただ、待合室で使用するかどうか、受付の人に胸が苦しいと訴えていいのかどうか、迷ってしまう。
ずっと椅子に座っていることによるエコノミー症候群も心配だが、足を動かす等の対策することにしよう。
13時45分。やっと私の番号が出た。診察室に向かう。
※先生がいろいろと話してくださるが、どんどんと忘れてしまう。ここに書いてあることも、うろ覚えで完全に正しいかどうか不明。でも、だいたいは正しいと思う。
<医師の説明から>
・今日の心電図検査では、不整脈と心房細動が出ていた。状況としてはあまりよくはない。来週に、造影剤を入れてのCT検査を行う。
・今日の心電図検査では、不整脈と心房細動が出ていた。状況としてはあまりよくはない。来週に、造影剤を入れてのCT検査を行う。
※ここで、造影剤を使った検査についての説明を受け、万が一のことについても話された。心拍数が下がらないと検査を受けることができないため、当日は心拍数を下げるための処置をしてからになることも伝えられた。腎臓にダメージがあるので、腎疾患があるとできないが、血液検査や尿検査では異常が見られないので大丈夫だろうとのこと。気管支喘息があっても受けられないそうだが、どうしてなんだろうか。造影剤の検査は初めてかと聞かれて、はい、と答えたが、30歳代に受けたことがあった。どうでもいいかなと思い、もう伝えなかった。
・検査の最中にも心拍数がめまぐるしく変化していて、120まで上がった。これは、常に運動をしている状態と同じということだから、心臓に大きな負担がかかる。心拍数を抑える薬を処方するので、早速今日帰ったら飲んでほしい。
・狭心症ではなさそうだ。診断は、不整脈と心房細動ということになる。心房細動が日常的に発生しているというのは、大変なことである。胸が苦しいときには、ニトロではなく、今日処方する別の薬を飲んでほしい。(さっきニトロをなめなくてよかった。)血液検査によれば、心不全の可能性は少ないが、他の数値で気になるところがある。〇〇〇(何か有名な心臓病の名前だった)の数値が基準を超えているので、今後経過観察が必要である。
※聞き直したのに、覚えていない。重要なところだと思うのだが、すっかりと抜けてしまった。
・エコー検査で、左心房(左心室?どちらか覚えていない)の肥大を確認した。このままだと、3か月後に行う手術の成功率が低くなる。対策を考えていきたい。自分が何度か診察をしたら、不整脈対策チームにバトンタッチをするつもり。
※その他にも様々な説明を丁寧にしてくれたが、覚えきれなかった。
14時05分。会計の場所に移動。
CDロムの返却があるため、自動支払機が使えなかった。
私は、いつもパルスオキシメーターを持ち歩いているので、待っている時間に試しに脈を計測してみたら、脈拍数は乱高下、そして脈を示すレベルメーターの動きが、ずっと不整脈となっている。今日はずっと不整脈と心房細動が続いているようだ。いつもはここまでのことはないはずなので、危険な状態なのではないかと不安になった。会計の場所だから、もうどうしようもないと諦めた。
14時25分。支払完了。
かなりの高額支払いとなったが、命には代えられない。
駐車場代の割引は無く、一律200円だとのこと。
病院近くの薬局は、とても混んでいる様子だったので、我が家の目の前のドラッグストアに頼ることにする。
15時05分。帰宅。処方箋を持って、早速目の前の薬局に行った。
しかし、今回処方された薬の在庫が無いとのこと。医師の指示ですぐに飲むようにとのことだったので、ショックだった。不運すぎる。レアな薬の予感がしたので、病院近くの薬局に入ろうか少し迷ったが、近づいたらすごく人がたくさんいたので、げんなりして帰ってしまったのだ。
目の前の薬局の店員は、他のドラッグストアの薬局に行ってみてくれと言ったが、もうそんな気力はないので、取り寄せをお願いした。あちこちの店を回って、ここにもありません、ウチもありません、というパターンが予想できたので。
処方箋を預けてしまったので、薬の名前も忘れてしまった。薬の名前をここに書いておけば、私の知人の各方面から助言をいただけそうだったので、我ながら要領が悪いなと自己嫌悪。画像に撮っておけばよかった。医者が、黄色い薬はとにかくすぐに飲んでね、と言っていたのが気になるが、仕方がない。
15時20分。やっと遅い昼食。
レンジでチンした牛丼。自宅で食べた。大好きなブラックの缶コーヒーも買うのをやめた。ナナチキも買わなかった。もう食べることはないだろうから、「全日本ナナチキ包装研究所」は閉鎖しなくてはならないかもしれない。一人だけいる所員(妻ではないよ)に購入してもらい、その方に食べてもらって、所長の私は包装がどうなっているかを確かめるという方法なら、研究所を継続できるかもしれない。
再びパルスオキシメーターで脈を図ってみると、まだ不整脈と心房細動が続いているようだ。胸が圧迫されて、ざわざわしているような感覚が続いている。私は辛抱強いので耐えてしまうが、これってもしかしたら、かなり良くないんじゃないか。
以前にコロナになった際にも、毎日脈を測っていたし、それ以外でも機会を見て計測もしていた。だいたいは、リズム感よく一定のテンポで脈を打っていたが、時々はあれ?不整脈かも、というときもあった。
今回のように、測れば全部不整脈、となっているのは初めてかもしれない。とにかく危険な状態だ。それを抑えるという薬も飲めないし。あ、思い出した。今回新しく処方されたうちの一つは、心房細動をおきにくくするという薬だった。飲まずに大丈夫か。
試しに、自宅の市販の血圧計で血圧を測定しようとしたら、やはりエラー表示となった。不整脈や心房細動があると、計測できなくなる仕組みなのだろうか。
今日の病院も、長時間だったので非常に疲れた。帰り道の運転では、自転車が急に飛び出してきてドキッとしたので、その後は心臓が痛い。
次回の通院と検査の記録は、来週の造影剤検査時になるだろう。それまで、何とか持ちこたえていかなくてはならない。
※追記:体調が悪化してきたので、前回に処方された脈を整えるという特効薬、ピルシカイニド塩酸塩薬を飲んだ。

知人が添付送信してくれた画像。ハイ・ハットという魚がいるなんて、びっくり。多分、ドラムセットの用語としてではなく、背の高い帽子という意味なのだろうが、それにしても面白い。病に負けずに、25日のライブではドラム演奏も頑張ろう。
