彼は、以前からずっと人生の最後に自身の歌集を発刊したいと言っていました。しかし、今回出した本は、彼自身の歌集ではありません。

父は、これまでも何冊も歌集を出しています。認知症となった今は、昔のようにセルフ編集ができないので、歌集の取りまとめには苦労しているように見えます。
しかし、これまで雑誌等に投稿していた書いた文章をまとめるだけの本ならば、いわゆる編集者という人達が何とか形にしてくれるので、出版にまで漕ぎ着けることができたようです。
いつものように実家に片付け等に行ったら、突然大量の本が届いていました。連絡役の補助をしている妹によると、500冊発行してそのうち200冊がこちらで買取とのこと。自ら大金を支払うことになっている契約のようです。
今日は土曜日でありますが、父がまたもや泊まりで短歌イベントに出かけてしまうので、私と妻が母を見なくてはなりません。妹は遅れて現地に行き、父の面倒を見ます。最初は父の弟子?たちがご一緒してくれますが、細かいところは親族が世話をするしかできないのですから、仕方ないですね。私も、プライベートの用事はあったものの、何度も実家に行き、できることをやりました。宿泊で父と妹が不在な日は、妻が実家に泊まります。今晩もその予定です。
妹によると、父は自分の本を気前よく弟子や知人に配りまくっているそうで、代金を受け取らないので大赤字。実質的な父の秘書的な立場になっている妹にも苦労をかけています。
父には、一刻も早く引退してほしいです。木久扇や加山雄三を見習って身を引き、日本短歌界の伝説的存在になってくれたら、息子としてはそれほど嬉しいことはありません。
別件です。どーでもいいことですが、前に実家の目の前のヤックスが閉店したことはお伝え済みですが、その後釜にダイソーが入ることが突然わかりました。工事告知版にも書いてなかったので、店舗デザインが突然ダイソーになったときには驚きました。画像を貼っておきます。
私はダイソーの開店が純粋にに楽しみですが、父が、家族の目が離れている時間にアホな買い物をしてしまうのではないかという心配もあります。
まあ・・・私も人のことは言えないんですが笑