カテゴリの名称が「インスタントラーメン調理法研究所」なのに、なぜか記事ネタがレトルトカレーであることが多いという不思議な現象については、表立った批判の声は聞こえてきません。

つまり、読者にとってはどうでもいいことのようです。それは、私にとってもすごく助かります。カテゴリが増えすぎてしまうのもまた大変だし、研究所の名称がラーメンでも、他の食品を扱うということは普通のことだからです。世の中の企業や団体でも、そういったことはよくありますから。〇〇パン、という社名なのに、米やその他の商品を扱っているとかね。
実際に私が開設している研究所の名称は、カテゴリ名とは違って「袋式インスタントラーメン調理法研究所」です。所長は私、そして自ら所員になりたいと名乗り出てくださった方が1人いて、今のところ2人体制です。研究所の名前はこうですが、そこに拘らずに様々な食品の研究を多角的に重ねていきますので、今後ともよろしくお願いします。
さて、もしものために買い置いてあった袋麺、賞味期限が近づいてきたのでぼちぼちと食べ始めました。
こちらは、買う時に「もちちゅる麺」と書かれてあることに興味をもち、手にとってしまいました。戦略にはまりましたね。メーカーもいろいろと考えているのでしょうが、食べてみてナンジャラホイということも多いので、あまり期待していませんでした。それでも買って試してみたいと考えてしまうのが、私があほである所以です。
麺は、いわゆる生麺風の乾麺というやつですね。茹で時間は4分。レシピ通りの湯量と手順で作り、ネギと七味は独自に加えて、美味しくいただきました。今回は夕飯として作ったので、ついでにギョーザも焼きました。
麺は、N社のラ王系の乾麺との差は大きく感じません。何をもって「もちちゅる」と称し、何が「New」なのか、はっきりとしません。確かに柔らかめの麺だとは感じましたが、私のようにPRにつられて買ってしまうようなキャッチコピーを、外側の大袋にだけ書いてみたというようなところでしょう。スープは、焦がし味噌ラーメンのような味わいで、よく工夫されています。今の技術はすごいですね。私が子供の頃にお店で食べた、どさんこラーメン(だったかな?今もあるのかな?)を思い出す味です。
企画、研究、製造、広報、営業、全ての部門の皆様に敬意を払いながら、これからも袋式インスタントラーメンの研究を続けていきます。