4月29日は「カシオピュア with フレンズ・ライブ 6th」に多くの皆様がご来場くださり、とても嬉しくて、幸せな時間となりました。

私自身の演奏には大きな反省点が多かったものの、全体的にはいい企画となりました。
最終的な演奏終了時間が20時30分を越えないという目標は、いつものとおり達成することができました。
各バンドごとのレビューの後に、私自身の反省点と今後の課題についての内容も書きました。是非お読みください。
 
16:00 開 場
なぜか、開場前にもお客様が。某バンドのリハを見たかったのかな。
 
16:30 CASIOPURE(1)
LOOKING UP
TAKE ME
GYPSY WIND


16:55 kiito-純-
毎回テーマを決めて演奏をしている、マンボウ・ピアノのユニット。今回は、アニメの曲をジャズ・アレンジで。
〈セット〉
ドラえもん
ウルトラマン
ラブ・スコール
ラムのラブソング
アンパンマン
〈メンバー〉
生井清太郎(トランペット)
マンボウ秋葉(ピアノ)
玉木秀和(ベース)
高野照人(ドラム)
〈レビュー〉
マンボウがピアノを担当する、稀有なバンド。他にはそのような機会がありませんので、私のピアノを聴きたければ、今はこれだけという状況になっています。(セッションは例外)
いつもは金坂さんと生井さんの2菅ですが、金坂さんが今回はやむを得ないご事情でお休みでしたので、生井さんにご負担をかけてしまいました。それにしても、生井さんのパフォーマンスはいつもながらすばらしく、ご一緒する度に感動することばかりです。
玉木さんのベースと高野さんのドラムのコンビネーションもピッタリで、全体的によい演奏となりました。私のピアノについては反省点だらけですが、実は最近は心配なことがあって、演奏中に指がよくつるんです。また、演奏中に予兆なく急にしびれることもあり、私をよく知る古い知人の中には、私のことをゴルゴ13と呼ぶ人もいます。なんのこっちゃ。わかる人にはわかるかも。ヒントは、ギ○ン○レー症候群です。
順調に演奏しているように見えて、その裏では苦しみを抱えてもがき苦しんでいるのが私のピアノ演奏なのです。今回も、本気でこれはやばたんだという危機が最低でも5回はありました。そういう危うさも、演奏の味として味わっていただければ幸いです。
風の便りにいくつか聞きましたが、演奏曲の中では、ラブ・スコールの評判がよかったようです。そういったレビューを寄せてくださる方がいるということ、とても嬉しいです。また、このユニットが気に入っていると言ってくださった方もいました。幸せです。次回は、満を持してハービー・ハンコック特集をお送りします。
※ 8月のカシオピュア・ライブでは、kiito-純- はお休みとなります。
 
17:35 ピアニコ(^^)/☆
鍵盤ハーモニカ2台によるアンサンブルという、画期的な演奏スタイル。実質、今回がデビューステージ。
〈セット〉
オブラディ・オブラダ
ON THE SUNNY SIDE OF STREET
スーパーマリオブラザーズ メドレー
強風オールバック
東京ブギウギ
〈メンバー〉
恵美子ちゃんと理恵ちゃん
※心配で見てらんない人達
ドラム:ロッキー
リコーダー:信也
アコーディオン:マンボウ秋葉
〈レビュー〉
すごく楽しいステージになりました。これは、継続して続けて行きたい企画です。特に、スーパーマリオブラザーズの組曲を鍵盤ハーモニカ2台で演奏してしまうという発想に驚きました。
日本全国に多数いる鍵盤ハーモニカプレーヤーの皆さん(またの名を小学生低学年とも言う)に、夢と希望をプレゼントする演奏だったのではないでしょうか。彼らに、こんなこともできるんだよって、見せて聴かせてあげたいです。
お二人のご主人様のサポート体制が、こりゃまたすごかった。鍵盤ハーモニカにストラップをつけるための加工をしたり、掲示物や被り物を作ったり、演奏にもサポート参加したりというように、まさに大活躍。ご一緒に楽しんでいる姿も印象的でした。
あ、私もステージ用の机を用意したり、アコーディオンで参加したりというように、できることは精一杯やらせていただきました。
聞いた情報によると、このピアニコに参加表明をしてきた知人が2人いらっしゃるとのこと。となると、そのお2人が正式に加入してくださったとしたら4人になるので、ユニット名を「ピアニコニコ^_^」に変更しようかな。
 
18:10 CASIOPURE(2)
SUNNY SIDE FEELIN'
MAGIC RAY
LONG TERM MEMORY
 
18:40 OCEAN BREEZE
高中正義の楽曲をコピーして演奏する、フュージョンバンド。カシオピュアと共に温故知新を守り続ける、盟友のバンド。
〈セット〉
THUNDER STORM
RAINY DAY BLUE
SAUDADE
HEART ACHE
BLUE LAGOON
黒船
〈メンバー)
B :毬藻
Perc :若奈
Dr :秋山
Key :おび
Key :eiko
Gt :福井
Gt :TAKE
〈レビュー〉
すばらしいとしか言いようのない、スーパーバンドです。フュージョン好きにはたまりません。今は、日本の古いフュージョン曲が世界的に人気とのことで、高中正義さんの楽曲だけをピュアに演奏するこちらのバンド、まさに旬なバンドなのです。再現度高いです。
それにしても、バンドメンバーの皆様のリズムが完璧に合っていて、我々カシオピュアとは違うなと思いました。我々は、月に一度のリハを行っているのに、なかなかリズムのキメ等が合いません。それなのに、彼らはリハをほとんどしていないそうなのに、完璧なコンビネーションです。尊敬しかありません。


19:20 せきさだ
クリッパーの前店長、キャプテンこと関さんのボーカルをまんぼうズがサポートする、年に1度のプレゼントバンド。
〈セット〉
案山子
退職の日
天然石の化石
風に立つライオン
〈メンバー〉
関 昌幸(ボーカル&ギター&楽しいおしゃべり)
ロッキー(ギター&コーラス)
竹内 芳弘(ギター&コーラス)
太宰 理恵(ピアノ)
マンボウ秋葉(キーボード)
信濃 亮(ベース)
板谷 徹(ドラム)
〈レビュー〉
感動のライブとは、まさにこのことです。お目当てのバンドの出番が終わったからか、ここで帰ってしまうお客さんも多く、客席がかなり空席になってしまい関さんには申し訳ないことをしましたが、そういったことを全く気にすることもなく、濃厚なステージが始まりました。
曲数は4曲、それでも持ち時間の35分を使い切るというすばらしさ、つまり関さんのトークが何よりも癒しでした。さすがです。
今回はキーを下げずに原調にこだわったというボーカルもすばらしかったですが、私以外のバンドメンバーの演奏もそれぞれにすばらしく、一緒に演奏していて客観的に感動しました。
私の演奏は、前回に引き続いてメタメタで皆さんにご迷惑をおかけしてしまいました。それでも、最後の曲でアメージンググレースのストリングスパートを演奏する際に、その場で思いついて、ボコーダーの音色を突然選んだことは、我ながらうまくいったなと思いました。私はこんな人間なので、ホントすみません。
 


19:50 カシオピュア(3)
CHANDELIER
DOMINO LINE
太陽風
〈総合レビュー〉
私自身の演奏に関しては、夜に向かうにつれて、やはり翌日の仕事が徐々に近づいてきていたという現実が頭をよぎり、徐々に気持ちが沈んでいることを実感しながらの演奏となってしまいました。特に、3回目のカジオピュア演奏については、我ながらひどかったと他のメンバーに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
あとは、スタッフとして動きながら演奏も行うというのは、なかなかハードなことでもあるのです。若い頃にはできていたことも、この歳になると難しくなってきているのだなということを思い知らされています。カシオピュアとして、自分がスタッフではない演奏の場で出演のお話もいただいているので、そこで演奏をしてみてどうであったのかというところを検証することによって、今後のカシオピュア・ライブの運営についてよりよい方向性を検討していきます。
ちなみに、4か月に1度のこのクリッパーライブ、10thまでは必ず行うという強い目標をもっていますので、皆様、今後ともあたたかいご声援及びご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。