次は、味についての検証です。(この記事は、1つ前の記事から連続しています。)

もちろん全て美味しかったのですが、やはり同時に作って交互に食べ比べると、違いがよくわかります。一人でカップ麺3個を同時に食べるのはさすがに厳しいかなと予想したので、同じくカップ麺を愛好する知人にご協力をいただき、私が食べきれない分を取り分けて食べていただいたことをお知らせします。食品ロスとはなっておりません。
味についての表記は完全に私の個人的な感想ですので、皆さんの参考にはならないかもしれません。
これからもインスタントラーメン愛を大切にして、不健康な生活を謳歌するつもりです。
※画像の後にも文章があります。あほな画像ですみません。
 

Co-opヌードルは、コストパフォーマンスに優れています。味は、ほとんどN社のレギュラーヌードルと同じに感じますが、交互に食べていると微妙な違いに気付きます。N社のそれの塩分量は4.4gですが、Co-opは4.3g。この微妙な差が、味に出ているようです。Co-opの方が少し味が薄く感じるのです。あとは、具材が少な目で、N社のものはしっかりとした謎肉がそれなりに入っているのに、Co-opは小さい謎肉がちょっとだけ見つかったというような感じです。ジャガイモ風具材も、ボリューム感が違います。麺の量が60gで同じなのに、N社は1食87g、Co-opは82gという、その5gの違いが、具材の量なのではないかと感じました。食べてみる前は、内容量が違うから塩分量が少ないのかなと考えていましたが、よく考えたらスープの量は同じなのですから、具が少ない分はむしろ塩分を多めにしなければ味が整わないのではないかと感じます。

N社のレギュラーカレーヌードルは、これをスタンダードとして他の類似製品がでているわけですから、これより美味しいかどうかということを比較することは無意味かもしれませんね。ただ、カルシウムがこちらは108gですが、Co-opは130gと増量されており、メーカーイメージのためにそうしているのではないかと予想されます。また、N社のヌードルのカロリーは422k、Co-opは380kというところも、健康志向であることのアピールなのかなと。麺が同じならば、具材の差がこのエネルギー量の差になっているということでしょうか。それとも、重さだけではわからない何かの違いが、麺にもあるのかもしれません。
今はN社のカップ麺もかなり値上げされていて、家計に優しい商品ではなくなってしまいました。人気のカップ麺ほど、値引き販売はされていません。Co-opがN社の協力を得ながら、コストダウンの工夫を凝らして同じようなテイストの安価な製品を開発しようという心意気、それは認めます。N社のあっさりヌードルは各種出ていますが、安い分はしっかりと中身も少ないという、コストバランスの理にかなった商品なだけです。
あっさりカレーヌードルを食べて、不思議に感じたことがあります。内容量が一番少ないのですから、スープの量は相対的に多くなります。塩分相当量が3.7gと表記されていて、確かに他の2つよりは薄味に感じますが、それほどの違いは認められません。
最期に少しだけ、同じ分量のスープを残して色合いを比較しました。あっさりヌードルの色が確かに薄く感じます。汚い画像ですみません。やはり、N社のレギュラーカレーヌードルが最もスパイシーで、食べ慣れた味という感覚でした。
2人で3つのカップ麵、ついに完食です。どれも美味しかったです。ごちそうさまでした。ちなみに、他の味の製品で同様の実験を行っても、結果は同じであることが予想されるので、類似商品の食べ比べ実験は、これで終了します。Co-opからは、味噌味もシーフード味も、もちろん普通の醤油味も類似商品が発売されています。私は、コスパを重視してそれらをよく注文しています。
それとは別に、新製品が出た際などの単なる食レポは今後も行っていきますので、その際は是非ともお読みください。