ショックだったが、世の流れと諦めるしかないのだろう。

高野さんと馴染みの町中華の名店「金◯軒」に行った際、壁面のメニューが全て新しくなっていて、一斉に値上げされていたので驚いた。
ドリンクもかなり高くなった。全般的に1.5倍というところかな。
もはや、安くて美味い店ではなくなってしまった。
実は、1週間前に、この〇安軒にロッキーさんご夫婦と太宰さんご夫婦と一緒に来たばかりだった。その際には、いい感じで茶色く変色したメニュー表が昔のまま貼ってあり、値上げはされていなかった。今回の値上げでは、定食のホワイトボードも一律の値段になっていて、全て990円。食材によって値段を替えてあるんだな、というところもメニューを見る楽しみのひとつだった。今日はちょっと贅沢をしてこの定食にしよう、というような楽しみは無くなってしまった。全て同じ値段なら、日替わり定食の全てのメニューを羅列しただけと変わらない気がする。
いつもお世話になっていた1番定食は、最初は約650円だったから、今回はかなりの値上げだ。ミニラーメンとミニどんぶりの組合せで990円はないだろう。普通のラーメンが値上げされたとはいえ660円なのだから。(約、というのは、税抜き価格表示で細かい端数の金額になっていたため。)
餃子も前は昔は約350円だったのが、徐々に値上がりして、今回はついに440円に。私がよく食べていた中華丼も、880円に値上げ。これは高いよなあと思ってしまい、今回食べたかったが注文できなかった。この金額が税込みであるのかどうかは、確かめていない。
以前の金安〇は、高価な品もあったが、安いメニューは安いという、お得感のあるメリハリのある価格設定が魅力のお店だった。できるだけ安く価格設定をしたいという気持ちが、とても嬉しかった。1週間前に来た際も、5人で飲み食いをしたのに格安の支払いで驚いたものだ。しかし、今回は2人でもかなりの支払額となった。私は、メニューの高価さに驚いて、チャーハンとギョーザだけにしたのだが。一律の値段設定だと、今後はコストパフォーマンスを考えて選ばなくてはならなくなり、気を使う。
スタジオまんぼうbaseで仲間とリハをした際にはよく使わせていただいていたが、いよいよリハの再開となった際には、今後どうしたものかと悩んでしまう。今回の値上げ幅はかなり大きいと感じる。
こういった現実を知ると、私が敬愛するあの奇跡の居酒屋もそろそろ値上げしているのではないかと不安になってきた。そろそろ行ってみて、確認しないといけないかもしれない。