酒場という聖地に 酒を求め 肴を求めてさまよう・・・まんぼうの酒場放浪記
ロッキーさんの歌と演奏を聴くために、すごくすご~く久しぶりに訪問しました。
その名は「レストラン邪夢」。店主は変わっていましたが、外見も店内の雰囲気は何も変わっていないように感じました。気づいた変化は、厨房の出入り口付近に下がっていたヴィンテージのベースが無くなっていたことと、PA用のミキサーとアンプが変わっていたこと位です。
私は、かなり昔には何度もこの店に来ていました。今回のように演奏の告知を受けて客としてということもありましたが、カントリー&ウエスタンバンドのメンバーとして出演したり、ブルースセッションのホスト的存在?として毎月参加したりという時期があって、比較的ご縁の深いお店だったのです。
すごく久しぶりに来たことを伝えたら、新しい店主の方が「お帰りなさい」と言ってくれました。
美味しかったメニューの記憶が遠くなっていたのですが、次第に思い出してきました。今回は、お酒メニューではなく、料理メニューの紹介を中心にお送りします。レストラン、ですから。
※画像の後にも文章があります。下にある写真についての説明文です。

生ビールとレモンサワーといういつもの流れの後には、芋焼酎をいただきました。そのアテにぴったりだったのが「辛酢鶏(からすどり)」です。実は、昔から酢の物はあまり好物ではないのですが、このメニューは食べられたという昔の記憶を思い出し、変わったネーミングが印象に残っていたこともあり、注文しました。味が昔通りかどうかは、はっきりとはわかりません。覚えていません。でも、普通に美味しかったです。

このメニューは、よく覚えています。私は、この店の「肉野菜炒め」がすごく好きで、かなりの頻度で頼んでいました。あとは、今回は頼みませんでしたが、生姜焼きもとんでもなく美味しかった記憶があります。次回に行く機会があれば、必ず注文します。

邪夢と言えば、名物のハンバーグ。もちろん、注文しました。独特の工夫がされていると思われる、特製デミグラス・ソースが美味しいです。切るとじわっと肉汁が出てきて、それがソースと絡んで絶妙なハーモニーとなります。付け合わせも完璧。料理は、音楽に似ていると感じることができる瞬間です。実は、今回のハンバーグには、ほんの一部分ですが、火を通しすぎたためかとんでもなく固くなっているところがありました。口に入れて噛んでみたらぐにゃっと固かったので、一度口から出して異物ではないことを確認してから、再び食べました。音楽演奏にもちょっとしたミスがあるように、何か事情があったのかもしれませんね。その都度手作りをしているという証拠で、人間味があってよいですが、昔に何度も食べたこのハンバーグ、これまでは一度もそういうことはなかったですね。大昔ですが。

こちらは「アスパラベーコンエッグ」です。このメニューは、昔はなかったと思います。新店主の創作料理なのではないかな。確証はありません。オムレツのように見えますが、卵を開くと、中からアスパラとベーコンを炒めた具材が出てくるのです。その状態の画像を載せるのは、見栄え的にやめとこうと考えましたが、なかなか美味しかったです。卵の内側はトロトロで半熟でした。絶妙です。こちらのデミグラスソースは、ベースの味は同じでしたがハンバーグにかかっているそれとは微妙に違っていました。

今度、レストラン営業の日に、生姜焼きを食べに行こうと思います。その際には、様々な美味しいお酒のレポートもしますね。
いついけるのだろう、ということが一番の問題です。