ジョニタケの演奏を目当てに、初めてママリサズ・カフェに行ってきました。ジョニユキ、テルタケ、そしてラストはジョニタケという流れで、充実したライブでした。
新しいお店に行く際には、将来のスタジオまんぼうホール建設に向けての情報収集も行います。店内には10人程度しか入ることができない小さなお店ですが、店の外にも飲食スペースがあって、そこにもお客様がたくさん。
ぶったまこけました。繁盛しているんですね。
小さなスペースですが、パソコンを駆使した音響(PA)がすばらしいお店です。店内が狭いためか、外音用のPAスピーカーはB社製のコンパクトな製品ですが、その機種の選び方からして「ただモノではないな、おぬし・・・」という感じです。この会社のスピーカーは、フラットな周波数特性を常に意識しているため、イコライジングがしやすいのです。おっと、オタッキーな話題ですみません。
パソコン内のP A ソフトにマルチエフェクターが内蔵されていて、傍で操作を拝見していたら、マスターの一発操作で、ボーカルやギターの音色が見事にレベルアップしました。こういった音創りの感覚は、センスなのだと感じます。調整によって、竹内さんのギターが、押尾コータローさんそっくりになったのにも驚きました。
ただ、一度だけパソコンがダウンしたということで、演奏がストップする場面がありました。演奏中のトラブルではなかったので、正確に言うと次の曲に入るまでに若干の空白時間ができたということになります。
デジタルのシステムだとこういうこともあるのだなと、それも参考になりました。
※ 画像の後にも、文章があります。

パソコンによる音響制御、やっぱりこれからはそうなっていくのかな。私のように頭が古い人間には、辛い時代になってきたのかもしれません。皆さんは意外と思われるかもしれませんが、私は基本的にデジタルが苦手です。

カレーライスがとてもおいしかったです。注文したら、マスターが店の奥から、ラップに包まれた冷凍カレーを持ってきました。なるほど、それはいい手段です。手作りして、ストックしているのですね。どのように作っているのか、レシピを詳しく知りたくなるようなカレーライスでした。

演奏前に美味しそうにカレーライスを食べる竹内さん。

見事に完食。あっという間でしたね。竹内さんも、私と同様にカレーは飲み物だという感じる方なのかもしれません。私は、あっという間にお酒をバンバン飲んでしまいました。これじゃ、胃腸も悪くなるわけですよ。このお酒たちは、決して竹内さんが飲んだわけではありませんので、誤解をなさいませぬよう。

信濃さんも、カレーライスが美味しいとおっしゃられて、あっという間に完食でした。やはり、スタジオまんぼうホールのメニューには、カレーライスは欠かせませんね。画像には、ライブが始まる前の余興?手品の様子も写っています。いつもはデイサービスで手品をしている方だそうですが、私の母もこのようなパフォーマンスを見ているのかな等と思ってしまいました。

そして、ウクレレの演奏。なかなか本題の演奏に進みませんでした。

いよいよ演奏会が始まりました。ジョニーさんの進行です。店の外にもたくさんのお客さんがいる様子がわかりますか。なるほど、こういった構造によって店の狭さを補っているわけですが、寒そうだなあ、私の席は店内でよかったと率直に思いました。音もあまり聞こえていないそうです。

演奏会は進み、最後のジョニタケ。ジョニーさんは、昨年末にカシオピュア&北斗七星を脱退しましたが、もちろん、彼はまんぼうズの大切な仲間のままです。共にフュージョンバンドで活動して、たくさんのすばらしい思い出ができました。今回のライブにお邪魔して、ジョニーさんがお元気に活躍されているところを確認できて嬉しかったです。

店内の工夫を紹介するため、天井も撮影しました。狭いけれどもたくさんのアイディアが散りばめられていて、すばらしいと感じました。店を出る前に支払いをして、またもやおったまこけました。すごく安くて、良心的な値段設定でした。
<スタジオまんぼうホール建設に向けて今回参考になったこと>
・ホールと名前を冠したお洒落な小さいお店でもよいのではないか。建設資材も高騰していることだし、本格的なホールを建設するのはもはや厳しい。
・PAをパソコンソフトで行うか、アナログにこだわるか。やはりこれは大きな問題だ。
・フードは安く提供するべきで、やはり美味しいカレーライスは欠かせない・・・のかな?
近隣住民との協調性を考えて、9時には演奏が終わってしまうとのこと。そこで、信濃さんと一緒にもう1件飲みに行きました。
いろいろとお話もでき、よい時間となりました。私は、世代に関わらずたくさんの友に恵まれていて、幸せです。こちらのお店は、いずれ「まんぼうの酒場放浪記」のカテゴリーで紹介します。なかなかよい店なんですよ。
