仕事帰りに実家に寄り、片付け等して、更にその帰り道に閉店間際の馴染みのスーパーに駆け込み、売れ残っていた見切り品を夕飯として買い込みました。
なぜ両親と一緒に食事をしないのかと、知人から質問をされたことがあります。
仮に同居していたとしても、世話や片付けをしながら一緒に食べることは難しいでしょうね。介護施設の人だって、一緒に食べていません。無理なんです。また、食べる時間帯も違ってしまいます。例えば、年寄りの夕飯はすごく早くて、平日の仕事帰りに私が到着した頃には既に父が作った謎の料理?を食べ始めています。実は、その後の片付けがすごく大変です。
父は、宅食や弁当で食事を済ますことを嫌がっていて(ただし、そごうにある伊勢定の鰻弁当だけはよく買ってくる)、自分で料理をすると言い張るので仕方がないのですが、味付けも何だか怪しくて、要介護3の母は「しょっぱい」と言って父の料理をあまり食べません。父も、自分の料理をひとくち食べて、うーむ、という感じです。母は、長期の保温で黄色く変色したご飯だけをパクパク食べています。
一度キッチン火災を引き起こしたので、私が大金を出して購入した電磁調理器で、とりあえずは火災の心配は無くなりましたが、父はブルブルと手を大きく震わせながらいろんな作業をするので、火傷も心配です。
刺身も、サクで買ってきて自分で切りたがるのですが、サビが浮いている刺身包丁を使うのも危険だし、実際に、切った刺身も最悪の状態です。毎年見るたびに、一切れが大きくてボロボロになってきています。そして、食べきれないまま、冷蔵庫で腐って悪臭を放っていて、私がそれに気がつきます。買うならカットされているものにしてほしいといつも言っているのに、聞いてくれません。彼が買った刺身のほとんどは、ただ捨てるだけどなってしまうのです。
また、使いもしない白菜が2個も3個も常備されているような状態で、放っておけば、どんどんと増えていってしまいます。まあ、前のように路上に置き忘れるよりはマシですが。
買い物は家族がするから任せてほしいと言っているのですが、家族は仕事があって日中ずっと近くにいるわけにはいかないので、父は買い物に行ってしまいます。もうどうしようもありません。
そして、彼は謎の料理を作ります。ちゃんとやっているつもりのようで味噌汁でも魚の煮付けでも、味付けが失敗したからとそのままゴミ袋に捨てるので、ゴミ袋はタッポンタッポンになって、汁は滲み出て床は最悪の状態となります。
ここら辺の話は、前の「ポツンと白菜」の記事でも書きました。繰り返しになってしまいましたが、もうどうしようもありません。何度も同じことを言ってしまい、すみません。
とういうわけで?私は帰宅してから、買い込んだお惣菜で夕飯です。
最近はネット上でも、総菜に使っている甘味料が体に良くないというような記事がたくさんあって、我ながら心配ではあります。昔は料理好きを自認していた私ですが、最近はすっかりとインスタント人生となりました。
ついでに買ったレトルトカレーは、今回食べたわけではありませんのであしからず。
