私の年間スケジュールを読んで驚いたということで、何人かの友人からメールがありました。
たまたま他の某状況と重なったためにご心配をおかけしてしまったようですが、大丈夫ですよ。
長年続けてきたことを突然やめるなんてどうしたんだろうと思っている方も多いと予想されますので、憶測を避けるために簡単に説明をします。ただし、ネット上には具体的な理由を書けない事情もあるので、ご了承ください。
主な理由は2つあり、断腸の思いで離脱を決断しました。シンプルに、仕事と親の介護の事情です。継続は難しいと判断しました。
これまでも、年に数回しかホストができないのに、主宰の方からは「ホストはあくまでもまんぼうさんです」と言っていただいていて、そのあたたかいお言葉に甘えてきました。その代わりというわけではありませんが、他の用事でどんなに遅くなっても、観客として土夜セッションには足を運び、少なからず売り上げには貢献してきたつもりです。この1月は事情により行くことができませんでしたが、コロナ禍でお店が休業していた期間以外は、とにかくほぼ皆勤でした。
しかし、このような情状酌量がいつまでも認められるわけがありません。こんな特例が認められていいのか等と、陰で非難をする人も出てくるでしょう。また、仕事の事情も含めて、もし私に悪意を抱く人がいたとすれば、その人にとってはまさに「突っ込みどころ」となるわけです。もちろん、私は常にピースメーカーを目指しており、悪意を持たれないように全力を尽くしていますが、人の気持ちの変化は予測のつかないものです。
以上のような理由から、ホストピアノ担当の継続を断念しました。ここに書けない事情をどうしても知りたい方は、個人的にお問合せください。別に、隠しているわけではありません。最近は特に、私自身が経験したネット配信に起因する不愉快な事例もあり、ネット上で伝えるべきこととそうではないことの区別が大切だと考えています。ご理解ください。
もちろん、私が代役を依頼されれば、喜んで協力させていただきます。報酬が伴った定期的な演奏でなければ、何の問題もありません。
思い起こせば、以前の主宰の方からホストピアノを依頼されたことがきっかけで、私の音楽の世界は広がりました。以前の女性のピアノさんの代役から開始、その後正式に引き継いで、かなりの長い間、ホスト演奏を務めました。その方は、私の諸事情も深く理解してくださった上で、工夫して様々な特例を設けてくれました。そのおかげさまで、私のような者でも「セッションでホストピアノをやっているんです!」と胸を張って言える時期が長く続き、人脈も広がりました。また、彼がリーダを務める様々なライブでも、ピアノ演奏による参加を依頼してくださいました。私が尊敬している大先輩の一人です。感謝あるのみです。
その方が九州にお戻りになったため、名前も土夜セッションと変更となり、歴史あるこのジャム・セッションは継続となりました。土曜の第1週土曜日は、他の店でも様々なセッションが行われる、ライバルが多い一等スケジュール日なので、なかなか激戦区ではありますが、そんな中、私も全力を尽くしてきました。しかし、コロナ禍においては長期間にわたり演奏の機会が失われ、状況は一変しました。
5類に移行してからは、様々なことが復活してきていますが、むしろ前よりも多忙感が強くなったような気もします。私も歳を取りました。最近は特に、諸々、知力・体力の低下を実感しています。私の音楽活動は、コロナ禍前の半分ほども復活していませんが、これでもアップアップという感覚です。いろいろなことが、スムーズにいかなくなってきているのです。
秘書やマネージャーのように私を支えてくれる方がいればいいんですが、そういった人望も資金もありません。私は、実は孤独で寂しい人物なんです。
介護の事情により、土曜日か日曜日のどちらかは必ず実家で過ごすことにしていますが、翌日の第1日曜日に特に予定がなく終日の介護ができる場合には、土夜セッションに純粋な観客としてお伺いします。仕事の予定があった場合も、遅れてでも行きます。
今後とも、瑞庵2の「土夜セッション」を、変わらずに支えていくつもりです。皆様も、変わらぬご支援とご声援のほどよろしくお願いいたします。いろいろな方を誘いたいと考えていますので、あなた様とご一緒に観客として行くことが楽しみです。
※画像は、今回の内容とは全く関係がありません。久しぶりにカップヌードルタワーが出来上がったので、掲載しました。最も右下の1つ以外は、全てN社です。
