いやあ、それにしても、これほどの集客があるオープン・マイク(セッション)なんて、この世にあり得るのかと思えるほどの人数が集まった、壮絶な時間となりました。これほどまで混雑している店内の状況を見るのは、久しぶりでした。ある意味で、爽快でした。

ロッキーさんの人脈と人望と人徳、恐るべし!
今日は、私の今年の音楽始めの日。すばらしい1日となりました。例年だと、1月3日の瑞庵2の新春ライブが音楽始めになるのですが、今年はお声もかからなかったので、その企画そのものが無かったのかもしれません。悲しい災害や事故や事件が続いていましたので、それどころではなかったのでしょう。能登半島大震災の2日後、更にあの航空機事故の翌日ですから、確かに新春ライブに来ませんかと幅広く声をかけるというわけにはいきませんよね。主催者のお気持ち、お察しします。
その分、ド・フォークの日が音楽始めとなったので、嬉しかったです。今後は、毎年このパターンでいくつもりです。なかなか日頃の金曜日には仕事の都合で来ることができないので、年に数回というチャンスを捉えてまた行きたいです。
さて、フォーク演奏で分厚い人脈を誇る客層の中で、果たしてフュージョン曲を演奏してもいいものか迷いましたが、ジャンルフリーだから大丈夫だよというロッキーさんの優しいお言葉に力を得て、信濃さんと竹内さんと私の3人で、カシオペアの曲を演奏しました。アコースティック・バージョンで演奏する際には、「カシオプア」の名称を使います。
今回はたまたまピアノは私でしたが、裕希さんのこともあるし、その際は私がドラムに戻ります。カシオピュアとの違いは、アコースティック楽器を使っているのかどうかということだけです。これは、場所を選ばずに小回りのきく、よい演奏方法だと感じています。今年は、カシオプアのステージも増やしていきたいです。
2曲演奏しましたが、全く練習も確認もしていなかった1曲目は、譜面の初見と私の30数年前の演奏の記憶に頼って演奏したので大失敗。ベースがいないと演奏できない曲だったので、なんとか持ち堪えました。
もう1曲は、以前に竹内さんと2人で演奏して大失敗した曲でした。その時も、初見と記憶に頼った演奏だったという状況は同じでした。その後、悔しくて何度か練習をしていたのと、今回はベースの信濃さんがいて安心して演奏もできたので、まあまあの出来だったかな。
さらに驚いたのは、ロッキーさんに緊急的にドラムとして参加していただいたのですが、彼はすばらしいフュージョン・ドラマーだったのです。おかげさまで楽しく演奏ができました。
時間と共にどんどんと客も増え、混雑でとんでもない状況となってきたこと、私自身もあまり体調がよくなかったこともあって、今回は早めのお時間に退出させていただきました。
 

オープニングでは、ロッキーさんの美声と超絶技巧のギター演奏で、沢田研二のTOKIOが演奏されました。すばらしいの一言です。


左側のボードをご覧ください。これでも書ききれていないのですから、恐れ入ります。竹内さんのギターソロも、とてもよかったです。


実は、少し早めに待ち合わせて、カシオプアのメンバーで打合せも兼ねた飲み会をしました。短時間でしたが、とても楽しかったです。


やはり、私のピアノ演奏スタイルには、ベーシストが必要なんだということを実感した時間となりました。フュージョン曲は、ベースとギターがいることを前提に作曲と編曲がされているのですから、当然のことだと考えることもできます。これからも、竹内さんと信濃さんと共に、温故知新の気持ちで、先人へのリスペクトを忘れずに演奏活動をしていきたいと考えています。
 
(注)複数の知人の読者の皆様からのご意見を参考に、今後は不完全な文章だと感じてもとりあえずすぐに投稿をして、その後に修正をしていくことにします。最初の投稿から日を追うにつれて少しずつ文面や表記が変化していくこともありますので、ご了承ください。